前の節で説明した Directory Server Enterprise Edition の管理モデルでは、トポロジ内の任意の Directory Server または Directory Proxy Server のリモート管理を行うこともできます。サーバーは、コマンド行ユーティリティーと Java Web コンソールの両方を使用して、リモートから管理できます。
dsadm および dpadm ユーティリティーはリモートからは実行できません。これらのユーティリティーは、管理対象のサーバーインスタンスと同じマシンにインストールして実行してください。dsadm と dpadm で提供される機能の詳細については、dsadm(1M) と dpadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
dsconf および dpconf ユーティリティーは、リモートから実行できます。dsconf と dpconf で提供される機能の詳細については、dsconf(1M) と dpconf(1M) のマニュアルページを参照してください。
次の図は、新しい管理モデルによるリモート管理の容易性を示しています。この図は、コンソールコマンドや設定コマンドを Directory Server および Directory Proxy Server インスタンスからリモートにインストールして実行できることを示しています。管理コマンドは、これらのインスタンスに対してローカルに実行する必要があります。