Directory Server 6.x よりも前のバージョンの Directory Server では、更新は時系列順にレプリケートされていました。本バージョンでは、更新のレプリケーションに優先順位を付けることができます。優先度はブール型の機能であり、オンまたはオフを選択できます。優先度のレベルはありません。レプリケーションを待機している更新のキュー内で、優先度がオンの更新は、優先度がオフの更新よりも先にレプリケートされます。レプリケーションを待機している更新のキュー内で、優先度がオンの更新は、優先度がオフの更新よりも先にレプリケートされます。
優先度規則は、次のパラメータに従って設定されます。
クライアントのアイデンティティー
更新のタイプ
更新されたエントリまたはサブツリー
更新によって変更される属性
詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 Reference』の「Prioritized Replication」を参照してください。