この節では、Directory Proxy Server の前回のリリース以降に修正されたバグの一覧を示します。
場合によっては、バインド DN 条件に基づいたクライアント接続が間違って分類され、間違ったポリシーが適用される場合があります。
ACI の設定時に、Directory Proxy Server が返す結果が LDAP データソースに対する直接検索の結果と一致しない現象が確認されています。検索フィルタにアクセスを拒否された属性が含まれている場合、Directory Proxy Server はエントリを返しません。
属性の説明で大文字と小文字を区別する場合、ldapmodify を使用して JDBC 属性を削除できません。
確立された接続がキープアライブになりません。
フィルタ結合ルールで join-data-view を構成すると、機能しません。
Directory Proxy Server でクライアント IP ごとの最大接続数 (max-client-connections) を設定する場合、同時接続の数が正しくカウントされません。
データベース停止後の最初の要求に、結果もエラーメッセージも返されません。
リモートデータソースポートにアクセスできない場合、Directory Proxy Server が起動しません。
Directory Proxy Server は変更動作中に SQL でのオブジェクトの作成をサポートしません。
JDBC に存在しないエントリに JDBC 属性を追加すると、エントリが JDBC テーブルに追加されません。
検索フィルタで二次ビューの属性を使用すると、結合ビューでの検索が正常に行えません。
dpconf コマンドは、プロパティー値に含まれている復帰改行文字を拒否しません。プロパティー値を設定するときは、復帰改行文字を使用しないでください。
dpadm コマンドの jvm-args フラグを使用し、サーバーを再起動した場合、Java 仮想マシンに 2G バイトを超えるメモリーを正常に割り当てることができません。
Directory Proxy Server は、ldappasswd コマンドによってユーザーパスワードをリセットするために要求されたパスワード変更拡張操作をプロキシしません。