Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 インストールガイド
ログの読み取り
どのログメッセージにも次の情報が含まれています。
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時刻: ログエントリが生成された日時を示します。次に例を示します。
[13/Aug/2004:06:14:36:753 -0500]
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レベル: ログメッセージの重要度と詳細レベルを示します。Identity Synchronization for Windows は、次のログレベルを使用します。
表 11–3 ログレベル
ログレベル
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説明
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INFO
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これらのメッセージは、各操作について最低限の情報を提供するため、システムが正しく実行されていることを確認できます。たとえば、変更が検出された時や同期が発生した時を確認できます。これらのメッセージは常に監査ログに記録されます。
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FINE
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これらのメッセージには、システム全体の各操作についてもう少し詳細な情報が含まれます。
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FINER
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これらのメッセージには、システム全体の各動作についてさらに詳細な情報が含まれます。すべてのコンポーネントでログレベルを「FINER」に調整すると、パフォーマンスに影響を与える場合があります。
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FINEST
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これらのメッセージには、システム全体の各動作についてもっとも詳細な情報が含まれます。すべてのコンポーネントでログレベルを「FINEST」に調整すると、パフォーマンスに大きく影響する場合があります。
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スレッド識別子: イベントを発生させた関数の Java スレッド識別子を表示します。
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ID: イベントを発生させたコンポーネント (コンソール、システムマネージャーなど) を特定します。
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ホスト: イベントを発生させたホスト名を表示します。
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メッセージ: イベントに関連する監査またはエラーの情報を表示します。次に例を示します。
“Resetting Central Logger configuration ...”
“System manager is shutting down.”
“Processing request (ID=ID_number
from the console to stop synchronization.”
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