ナビゲーションツリーで「同期リスト」ノードを選択し、「新規同期ユーザーリスト」ボタンをクリックします。
「同期ユーザーリストの定義」ウィザードが表示されます。
デフォルトでは、最初の同期ユーザーリストの名前は SUL1 になります。
デフォルトの名前をそのまま使用する場合は、「次へ」をクリックします。
別の名前を使用する場合は、「名前」フィールドに別の名前を入力してから、「次へ」をクリックします。
SUL 名には空白文字や句読文字を使用しないでください。
システム内で一意の名前を指定してください。
「Windows の条件の指定」パネルが表示されます。
ドロップダウンリストから Windows ディレクトリソースを選択します。
「完了」ボタンをクリックして SUL を作成したあとで、この SUL に含まれる Active Directory または Directory Server のディレクトリソースを編集することはできません。グループ同期機能が有効になっている場合、「Sun Java System Directory Server の条件の指定」パネルの作成式は uid=%uid% または cn=%cn% になります。
「ユーザーセットドメイン」は、同期対象となるすべてのユーザーのセットです。次のいずれかの方法で、「ユーザーセットドメイン」の「ベース DN」を入力します。
テキストフィールドに名前を入力します (たとえば、DC=example,DC=com)。
「参照」ボタンをクリックして「セットベース DN」ダイアログボックスを開き、ベース DN を探して選択します。
フィルタを使用して明示的に除外しないかぎり、指定したベース DN の下のすべてのユーザーがこの SUL に含まれます。
Windows NT マシンでは、ベース DN と作成式は使用できません。
「完了」ボタンをクリックして SUL を作成したあとで、この SUL に含まれる Active Directory または Directory Server のディレクトリソースを編集することはできません。グループ同期機能が有効になっている場合、「Sun Java System Directory Server の条件の指定」パネルの作成式は uid=%uid% になります。
等価フィルタ、プレゼンスフィルタ、または部分文字列フィルタを入力して、このベース DN 内で同期対象にするユーザーを指定できます。たとえば、複数の同期ユーザーリストで同じベース DN を使用する場合は、フィルタを使用してリストを区別できます。
等価フィルタの構文は、LDAP クエリの構文に似ています。ただし、等価部分文字列で使用できる文字は *、&、|、=、! だけです。たとえば、次のフィルタを使用して、SUL から管理者を除外できます。
(!(cn=Administrator))
「作成式」フィールドは自動的に生成されるはずです。
作成式は、新しいエントリが Active Directory から Directory Server に伝播するときに使用される親 DN とネーミング属性を定義します。
ユーザー属性の作成が Active Directory から Directory Server に伝播するように設定していない場合は、Sun のディレクトリで作成式を使用できません。詳細については、「オブジェクト作成のフローの指定」を参照してください。
作成式が指定されていない場合、または既存のエントリを変更する場合は、Windows Active Directory のすべての同期ユーザーリストに適用される作成式を入力できます。次にその例を示します。
cn=%cn% ,cl=users,dc=example,dc=com
作成式を変更する場合は、同期対象にする属性を選択します。必要に応じて、「オブジェクトの作成」タブに戻り、「作成属性」ボタンをクリックして、この属性の追加とマッピングを行ってください。
「次へ」をクリックして、Sun Java System Directory Server の条件を指定します。
「Sun Java System Directory Server の条件の指定」パネルが表示されたら、手順 2 〜 5 を繰り返して、Directory Server の条件を指定します。
「完了」ボタンをクリックして SUL を作成したあとで、この SUL に含まれる Active Directory または Directory Server のディレクトリソースを編集することはできません。
完了したら、「完了」をクリックします。
ナビゲーションツリーに新しい SUL ノードが追加され、「設定」タブに「同期リスト」パネルが表示されます。
ユーザーが複数のリストと一致する場合は、「ドメイン重複の解決」ボタンをクリックして 同期ユーザーリストの設定を定義します。
ネットワーク内の、Directory Server を除くすべてのディレクトリソースを格納する同期ユーザーリストを作成します。