Message Queue ブローカは、Identity Synchronization for Windows 設定を格納する Directory Server でクライアントを認証します。ブローカがこの Directory Server に接続できない場合、クライアントは Message Queue に接続できません。ブローカログには、javax.naming.CommunicationException や javax.naming.NameNotFoundException などの javax.naming 例外が記録されます。
javax.naming 例外が発生した場合は、次の手順を実行します。
/var/imq/instances/isw-broker/props/config.properties ファイル内のすべての imq.user_repository.ldap properties の値が正しいことを確認します。この値のいずれかが正しくない場合は、Message Queue ブローカを停止します。エラーを修正し、ファイルを保存して、ブローカを再起動します。Message Queue ブローカが実行されているマシンは、Directory Server ホスト名の解決が可能である必要があることに注意してください。
/etc/imq/passfile ファイル内の imq.user_repository.ldap.password プロパティーが正しいことを確認します。
ルートサフィックスにスペースが含まれている場合は、ブローカがエントリを検索できないことがあります。ルートサフィックスにスペースが含まれていないことを確認します。