次に示すように、コンシューマとサプライヤの両方で netstat コマンドを実行して、レプリケーションの停止がネットワークに起因するものかどうかの判別を試みます。
# netstat -an | grep port |
アクセスログにサプライヤが更新を送信していることが表示されているにもかかわらず、コンシューマが情報を受信していない場合は、レプリケーション停止の原因がネットワークにある可能性があります。ping および traceroute コマンドを実行すると、ネットワークレイテンシが問題の原因であるかどうかを判別するのに役立ちます。
スワップ情報を収集して、メモリーが不足しているかどうかを確認します。swap コマンドの出力が小さい場合は、メモリーが問題の原因である可能性があります。
Solaris |
swap -l |
HP-UX |
swapinfo |
Linux |
free |
Windows |
C:\report.txt に提供済み |
ディスクコントローラが完全にロードされているかどうか、および入力/出力がレプリケーションの問題の原因かどうかの判別を試みます。ディスクに問題があるかどうかを判別するには、次のように iostat ツールを使用します。
# iostat -xnMCz -T d 10 |
iostat コマンドは、端末、ディスク、およびテープの入力/出力アクティビティーを反復的に報告します。この情報は、レプリケーション不一致イベントがコンシューマ側ディスクの飽和状態に起因するかどうかを判別するのに役立ちます。