Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

コンソールデータの分析

Version 5.2 のコンソールを使用している場合は、正しい jar ファイルを使用していることを確認します。

次に、Version 5.2 のインストール前にコンソールの 5.1 インストールが存在していたかどうかを確認します。これは、次のように startconsole を実行することで確認できます。


# ./startconsole -D

このコマンドの実行がうまく行かない場合は、代わりに次のように実行します。


# /usr/sbin/directoryserver -u 5.2 startconsole

/usr/sbin/directoryserver ディレクトリからコマンドを実行するとうまく行く場合、ハングアップの原因はバージョン互換性です。Version 5.2 の Directory Server をインストールしたあと、次のコマンドを実行して、デフォルトのバージョンを 5.2 に設定します。


/usr/sbin/directoryserver -d 5.2

これで、Version 5.2 の Directory Server を使ってさまざまな directoryserver コマンドを使用できるようになります。

/etc/ds ファイルに次の設定も含まれていることを確認する必要がある場合があります。


5.1|//usr/iplanet/ds5/sbin/directoryserver|YES|YES
5.2|//usr/ds/v5.2/sbin/directoryserver|YES|NO