Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

ネットワーク接続の確認

サブコンポーネントで引き続き問題が発生する場合は、コネクタとのネットワーク接続が確立されていることを確認します。コネクタが実行されているマシンで、次のコマンドを実行して、コネクタがサブコンポーネントの接続を待機していることを確認します。


# netstat -n -a

たとえば、netstat コマンドにより、次のように、コネクタがポート 9999 で受信接続を待機していて、サブコンポーネントが正常に接続されていることが示されます。


# netstat -n -a | grep 9999
*.9999
*.*    0   0 65536    0 LISTEN
12.13.1.2.44397 12.13.1.2.9999
73620 0 73620    0 ESTABLISHED
12.13.1.2.9999
12.13.1.2.44397 73620 0 73620
0 ESTABLISHED

一方、サブコンポーネントが接続されていない場合、netstat コマンドで次のように表示されます。


# netstat -n -a | grep 9999
*.9999
*.*    0   0 65536    0 LISTEN

サブコンポーネントが実行されていることを確認したら、サブコンポーネントのローカルログで可能性のある問題について調べます。

正しいポート番号が指定されていることを確認します。コネクタが実行されていて READY 状態であることを確認します。コネクタのローカルログで可能性のある問題について調べます。

コネクタが受信接続を待機していない場合、netstat コマンドの出力は次のようになります。


# netstat -n -a | grep 9999
#