jstat ツールは、CPU の使用量をスレッドごとに示します。jstat ツールの実行と同時に jstack ユーティリティーを使用してスレッドスタックを収集する場合は、jstack の出力を使って問題発生時のスレッドの動作を確認できます。jstack および jstat ツールを同時に何度も実行していくと、問題が同じスレッドで発生していたのか、また同じ関数呼び出しで発生していたのかを確認できます。
実行中の Directory Proxy Server のプロセス ID を取得するには、jps コマンドを使用します。たとえば、Solaris では、次のようにこのコマンドを実行します。
# jps 8393 DistributionServerMain 2115 ContainerPrivate 21535 startup.jar 16672 Jps 13953 swupna.jar |
次のように使用状況の情報を収集します。
# ./scp DPS-PID |
DPS-PID フィールドには、応答しないプロセスの PID を指定します。
Solaris およびその他の UNIX プラットフォームでは、次のように truss コマンドを使用して、クラッシュ時に発生するシステムコールを表示します。
truss -o /tmp/trace.txt -ealf -rall -wall -vall -p 21362 |
値 21362 は、応答しないプロセスの PID に対応します。