この節では、Directory Proxy Server 6.3.1 Update 1 で修正されたバグの一覧を示します。
Directory Proxy Server が不正なデータベース要求を作成します。
LDAP リスナーの connectionIdleTimeOutInSec を設定すると DSCC が無効になることがあります。
検索操作で、viewable-attr に存在しない属性を含むエントリが返されることがあります。
接続でいずれの操作も実行されていない場合、max-client-connections プロパティーが適用されません。
メモリー監視がデフォルトで無効になっています。
数値配布アルゴリズムで、限界値の設定に int ではなく long を使用するべきです。
Directory Proxy Server のリソースプロパティーのデフォルトのサイズ制限で、無制限を表す誤った整数が使用されます。
DN 変換が失敗します。
add-attr-value の設定により、DN 変換で誤った出力が生成されることがあります。
LDAP サーバーにバインドするとき、bindDN がマップされるべきです。(bindDN の DV の DN マッピング規則を使用)。
同じ「MODEL, ACTION, ATTR_NAME」で新しい仮想変換を追加できません。
バックエンドディレクトリサーバーに設定された requires-bind-password プロパティーが適用されません。
仮想属性に依存している場合、仮想 DN マッピングが失敗します。
変換に失敗すると、ビューに該当する場合でもバインド DN が拒否されます。
サーバー側からの方向の DN マッピングが正しくありません。
6.3 Directory Proxy Server が属性名の大文字小文字を変更します。
Directory Proxy Server で構成ファイルとログファイルにグループアクセス権を設定するように、お客様から要望がありました (umask 117、chmod 660)。
MaxTenuringThreshold Java 引数を使用している場合、dpadm start コマンドでコアダンプが発生します。
名前の変更されたエントリが DN マッピングで欠落することがあります。
dpadm で DPS.pid ファイルが生成されません。
Directory Proxy Server 設定スキーマが SystemMonitorThread.java 機能と矛盾しています。
searchMode パラメータに関して、サーバーとコンソールが矛盾しています。
プロキシ承認を使用するよう設定した場合、Directory Proxy Server が失敗します。
dpadm set-flags を使用して JAVA HOME を設定できるようにしてください。
rootDSE に対して DN マッピングを使用できません。
Directory Proxy Server には、複数値ネーミング属性を使用した仮想 DN 変換が必要です。
etime にマイクロ秒単位の精度を用意するべきです。
splitldif コマンドで仮想変換が無視されます。
高負荷でソケットが終了待機状態のままになることがあります。
Directory Proxy Server 6.3 で、ソケットが作成されたときに SO_KEEPALIVE オプションが設定されません (つまり、setKeepAlive() != True)。
CR 6513526 の修正により、ConfigAttribute オブジェクトの null 値が原因でリグレッションが発生する可能性があります。
acceptBacklog プロパティーがチャネルベースのリスナーの場合に無視されます。
前回のアクティビティーが原因で、バックエンド接続のハートビートの送信頻度が不十分になります。
バインドされたバックエンド接続のハートビート停止が送信されません。
前回のサーバーアクティビティーが原因で、バックエンドサーバーの確認が十分な頻度で実施されない場合があります。
モニターエントリに対して ldapsearch を実行すると、矛盾した出力が得られることがあります。
可用性チェックでは、すべての接続を切断する前に、バックエンドサーバーが停止していることを確認するべきです。
廃棄要求の場合に接続がブロックされることがあります。
バックエンドハートビートの精度向上が必要です。
サーバーソケットでファイル記述子のリークが発生します。
ソースのないフェイルオーバープールを定義している場合、cn=monitor に対する検索で null ポインタ例外が発生することがあります。
Directory Proxy Server が、バインドに失敗したあとでディレクトリサーバーへの接続を開き続けます。
持続検索クライアントがエントリの変更通知を受信しない場合があります。
2 つの接続で同じ ID が使用されることがあります。
クライアント接続の切断後に持続検索がクリーンアップされません。
データソースが切断状態と検出された場合の積極的監視の間隔は 1 秒に設定されるべきです。
Directory Proxy Server で、異なるクライアント操作が同じバックエンド接続に関連付けられます。
アイドル状態が inactivity-timeout を超えている場合、バックエンド接続が閉じられずに再利用されるため、接続のリークが発生します。
接続プールのハウスキーピングおよび健全性検査処理をデバッグするべきです。
2 つの長い同時バインドで、同じバックエンド接続が 2 つのクライアント接続に割り当てられます。
誤った jvm-path を設定すると、警告なしで再起動がハングアップします。
利用可能なバックエンドサーバーがない場合、Directory Proxy Server が誤ったエラーコードを返します。
「バックエンド接続を取得できない」場合にクライアント接続を閉じるためのオプションを用意するべきです。
useAffinity=false および affinityPolicy が明示的に設定されている場合、クライアントアフィニティーを有効にするべきではありません。
データソースホストのいずれかが到達不能な場合、Directory Proxy Server を起動できません。
dpconf コマンドは、Directory Proxy Server 6.3.1 Update 1 で導入された新しい属性をサポートするべきです。
dpconf コマンドはバインド DN マッピングをサポートするべきです。
Directory Proxy Server のプロパティーの管理で、より単純なバージョン管理を可能にするべきです。
dpconf は monitorRetryCount をサポートするべきです。
クライアントアフィニティーで、データソースの読み取り専用フラグが無視されます。
CR 6714425 および 6714448 の修正の実装を完了するべきです。
小文字の結合式を使用すると、SQL 要求が失敗することがあります。
100 を超えるクライアントが持続検索を実行する場合、Directory Proxy Server 6.3.1 のパフォーマンスが不十分です。
持続検索スレッドのループにより、Directory Proxy Server が持続検索を処理できなくなります。
持続検索のパフォーマンスが不十分です。
20 の持続検索を作成してから停止すると、持続検索機能が失敗します。
特定の属性マッピングや仮想変換で、Directory Proxy Server が StringIndexOutOfBoundsException を返す場合があります。
変換およびマッピングの規則が期待どおりに実行されません。
スレッドの解放が早すぎ、ASN.1 例外が発生することがあります。
バックエンドが停止すると、Directory Proxy Server が誤ったエラーを返します。
予期しない null ポインタ例外が発生することがあります。
状況によっては、パスワード格納スキーマが JDBC データビューで無視されることがあります。
1 つのクライアント接続に複数のユーザーがバインドされている場合、Directory Proxy Server が同一の結果を返すことがあります。
状況によっては、JDBC を使用しているとき、Directory Proxy Server が起動に失敗することがあります。
予期しない ASN1 例外が発生し、処理されないことがあります。