Delegated Administrator 6.4 を使用すれば、Messaging Server や Calendar Server などの Communications Suite アプリケーションが利用する LDAP ディレクトリ内での、組織 (ドメイン)、ユーザー、グループ、およびリソースのプロビジョニングを行えます。
Delegated Administrator ツールには 2 つのインタフェースがあります。
commadmin コマンドで起動されるユーティリティー (一連のコマンド行ツール)。
Web ブラウザ経由でアクセス可能なコンソール (グラフィカルユーザーインタフェース)。
管理者が GUI を使用して LDAP ディレクトリでユーザーをプロビジョニングする方法については、Delegated Administrator コンソールのオンラインヘルプを参照してください。
Delegated Administrator 6.4 を使用する場合は、ユーザーは LDAP Schema 2 ディレクトリのみでプロビジョニングできます。LDAP Schema 1 ディレクトリで Messaging Server ユーザーをプロビジョニングするには、推奨されなくなったツールの iPlanet Delegated Administrator を使用する必要があります。
Delegated Administrator を設定および管理する方法については、『Sun Java System Delegated Administrator 6.4 管理ガイド』を参照してください。Delegated Administrator の commadmin コマンド行ツールについては、『Sun Java System Delegated Administrator 6.4 管理ガイド』の第 5 章「コマンド行ユーティリティー」を参照してください。