Sun Java Communications Suite 5 リリースノート

Messaging Server のアップグレード手順

以前のリリースから Messaging Server 6.3 にアップグレードする場合、『Sun Java Communications Suite 5 アップグレードガイド』のアップグレード手順に従ってください。

/etc/hosts ファイルエントリのチェック

Messaging Server を初めてインストールする場合、または Messaging Server の以前のバージョンからアップグレードする場合は、Solaris システムの /etc/hosts ファイルに次のエントリがあるようにします。

<ip-of system> <FQHN> <hostname>

例: 129.158.230.64 budgie.siroe.varrius.com budgie


注 –

Solaris 10 プラットフォームでは、完全修飾ドメイン名 (FQDN: Fully Qualified Domain Name) を /etc/hosts ファイルにのみでなく、/etc/inet/ipnodes ファイルにも追加する必要があります。そのようにしない場合、ホスト名が完全修飾ドメイン名でないことを示すエラーが返されます。


アップグレード後のファイルの ulimit の増加

Messaging Server のアップグレード後に、ulimit を次のように設定して、ファイル記述子の数を増加させる必要があります。

ulimit -n number_of_file_descriptors

次に例を示します。

ulimit -n 100000

アップグレード手順の詳細については、『Sun Java Communications Suite 5 アップグレードガイド』を参照してください。