Delegated Administrator で修正された問題は、次のとおりです。
Access Manager で Delegated Administrator のコールバッククラスが見つからないため、commadmin domain purge コマンドで削除操作を実行できない。
Delegated Administrator コンソールで calmaster ユーザーエントリを編集できない。
満杯状態の組織の「ドメインの状態」または「メールサービスの状態」を変更すると、「ドメインのディスク制限容量」の値が失われる。
ルートサフィックスをドメインにすると、Delegated Administrator が正しく機能しない。
Application Server 7.x (Java ES Release 2) から Application Server 8.x (Java ES Release 4) にアップグレードしたあと、Delegated Administrator 6 2005Q4 (Java ES Release 4) にアップグレードすると、そのアップグレード後の Application Server への Delegated Administrator の再配備が失敗する。
コマンド行ユーティリティー (commadmin group create) を使ってサービスなしのグループを作成したあと、Delegated Administrator コンソールでそのグループに特定のサービスパッケージを割り当てた場合、メールサービスの詳細情報の入力を求めるプロンプトが表示されない。
Delegated Administrator コンソールが、『Schema Reference』に記載されている値とは異なる icsAllowRights 値をディレクトリに書き込む。
Delegated Administrator コンソールのオンラインヘルプ内に「ユーザープロパティー」ページの「利用可能な言語」リストに関する記述がない。
ローカライズ版の Delegated Administrator の GUI 設定プログラム config-commda では、デフォルトのページサイズが小さすぎて、すべての入力フィールドとそれらのフィールドのラベルを適切に表示できない。
commadmin group create を使ってグループを作成する場合、-f オプションを使って追加可能な動的メンバーシップフィルタ (LDAP URL) は、1 つだけである。
共有組織の場合、「新しい組織を作成」ウィザードに「カレンダサービスの詳細」が表示されない。このことはオンラインヘルプで説明されていない。
ある組織内のグループに割り当てられたサービスパッケージの数が、その組織に割り当てられた数を超えることができる。
アンダースコアを名前に含むドメイン内でユーザーを作成できない。
サービス名、サービスパッケージ名、メールホストによる組織検索が正しく動作しない。
名前にコンマを含む組織を作成することができない。LDAP DN 構文に違反するため、現在でも組織名にコンマを含めることはできません。以前の問題は、コンマを含む無効な組織名を指定しても「組織の作成」ウィザードを終わりまで操作できるということでしたが、このリリースでは、その場でエラーの修正が要求されるようになりました。
commadmin domain delete コマンドを使ってあるドメインを削除したあと、commadmin を使ってそのドメインを削除できない。
言語タグ付きのようこそメッセージを含むドメインを作成できない。
ディレクトリに非常に多くの組織が配備されている場合、Delegated Administrator 設定プログラム (config-commda) が低速になる可能性がある。
sunpresenceuser と sunimuser の両方のオブジェクトクラスをユーザーエントリに割り当てた場合、commadmin user modify コマンドが失敗する。
新しく作成されたユーザーがドメインのタイムゾーン (TZ) を継承しない。
エラーメッセージ「The organization already exists」がローカライズされていない。
新しい組織の名前に非 ASCII 文字が含まれていると、デフォルト管理者の電子メールアドレスを指定できないため、エラーが発生する。
このリリースの Delegated Administrator ではユーザーのログイン ID を編集できない。