次に示すのは Microsoft Outlook の問題です。
これらの問題は Microsoft Outlook の一般的な問題であり、Connector for Microsoft Outlook との連携に固有の問題ではありません。
転送されたメッセージの添付ファイルの保存。
転送されたメッセージの一部として添付ファイルを受信したときに、添付ファイルをダブルクリックしてもその添付ファイルを保存できません。
回避方法: 添付ファイルを保存するには、添付ファイルを右クリックし、「名前を付けて保存」を選択してください。
Web ツールバーを使用すると、Outlook がクラッシュします。
ポート番号のみを伴う URL を Outlook の Web ツールバーに入力すると、Outlook がクラッシュします。たとえば、www.sesta.com:90 と入力すると Outlook がクラッシュします。ただし、http://www.sesta.com または www.sesta.com と入力しても Outlook はクラッシュしません。
回避方法: ありません。
デフォルトでないカレンダの制限。
デフォルトでないカレンダに対して Outlook で操作を実行しようとするときの制限事項があります。
空き/予定ありの情報は表示されません。
イベントにリマインダを設定できません。
デフォルトでないカレンダから出席者が出席依頼に返答しても集計されません。
回避方法: ありません。
Outlook 2000 から送信される SMIME メッセージの形式が崩れます。
署名および暗号化された SMIME HTML メッセージを Outlook 2000 から送信する場合、別の Outlook 2000 クライアントまたは Communications Express によってそのメッセージを表示したときにフォントや書式設定が失われる場合があります。
回避方法: 最新の Microsoft Office アップデートを適用してください。
送信者が Outlook からオブジェクトを作成するとき、アプリケーションオブジェクトを Outlook で正しく表示できません。
次の手順でメッセージを送信する場合を考えます。
送信者のメールフォーマットをリッチテキストに設定します。
「挿入」->「オブジェクト」->「新規作成」->「アプリケーション」オプションを使用して、アプリケーションを新規メッセージに挿入します。
同じタイプの別のアプリケーションオブジェクトをメッセージに挿入します。
このメッセージが受信されるとき、メッセージの内部で 1 つのアプリケーションオブジェクトしか表示されません。
受信者側の回避方法: メッセージの受信者は、受信したオブジェクトをコピーして別の場所に貼り付けることができます。コピーしたあと、オプションの名前は Scrap になります。
送信者側の回避方法: 送信者は、「挿入」->「オブジェクト」->「新規作成」->「アプリケーション」を使用して作成したオブジェクトを Outlook の内部から直接送信しないようにします。代わりに、オブジェクトをスタンドアロンアプリケーションから直接作成して保存し、添付ファイルとして送信するようにします。