Communications Express の互換性に関する問題

新しいカレンダ予定の作成用のユーザーインタフェースは、以前のバージョンの Communications Express 6.3 release から変更されました。このリリースでは、ユーザーが新しいカレンダ予定を作成する際に、予定の開始時刻および終了時刻を指定する必要があります。以前のリリースでは、開始時刻と期間だけを指定する必要がありました (6305790)。 

これは、ユーザーインタフェースだけに加えられた変更です。予定の作成方法に影響はありません。 

JES (Java Enterprise System) 4 release の Communications Express は、JES3 version の Messaging Server マルチプレクサと互換性がありません (6328658)。 

JES4 version を使って Communications Express をアップグレードする場合、ユーザーが有効な資格を使ってログインすると HTTP 502 エラーが表示されます。 

Communications Express を JES4 にアップグレードする場合、Messaging Server マルチプレクサを JES4 にアップグレードすることも必要です。 

JES4 release の Communications Express は、Communications Suite version 5 version の Messaging Server と互換性がありません。この非互換性は、JES4 version の Messaging Server、Communications Express、Calendar Server を含むセットアップと Access Manager が同じマシンにインストールされている場合に発生します。Messaging Server のみを Communications Suite 5 version にアップグレードした場合、Communications Express の一部の機能が損なわれます (6395931)。 

メールの作成、検索、フォルダ管理などの、Communications Express の一部の機能が機能しません。 

Messaging Server がマシン上にあり、Webmail、Messaging マルチプレクサ、および UWC が異なるマシン上にある場合は、Messaging Server を Communications Suite 5 version にアップグレードできます。Communications Express をアップグレードせずに、Webmail および Messaging マルチプレクサのみをアップグレードした場合、Communications Express の機能の一部が機能しません。