以前のバージョンの MMP では、inetUserStatus、mailUserStatus、inetDomainStatus、mailDomainStatus の各属性が認識されませんでした。アカウントがアクティブでないか、無効化または削除されたとき、MMP は接続の拒否をバックエンドサーバーに依存していました。現在のバージョンの MMP はこれらの属性をサポートし、ステータスが「active」、「overquota」、または空以外の場合に MMP 層で接続を終了します。これにより、ユーザー移行時の配備のスケーラビリティーが改善されます。
MMP デバッグログレベルとセッション ID:MMP の「LogLevel」設定オプションの意味が、syslog の規約に従って変更されています。以前のリリースでは、このオプションはデフォルトで 1 となる任意の値でした。今回のリリースでは syslog の規約に従います。デフォルト値は 5 (LOG_NOTICE) であり、3 (LOG_ERR) 〜 7 (LOG_DEBUG) の値は表示されるメッセージを変更し、syslog() に対して持つのと同じ意味を持ちます。また、MMP デバッグログファイル内のメッセージで、MMP プロセスの生存期間中は一意である数値のセッション ID/接続 ID が使用されるようになりました。