Sun Java System Delegated Administrator 6.4 管理ガイド

JVM ヒープサイズの増加

ページの表示や検索の実行など、Delegated Administrator の一般的な機能のパフォーマンスを向上させるには、Delegated Administrator を配備した Web コンテナが使用する Java 仮想マシン (JVM) のヒープサイズを増加します。Web コンテナの JVM ヒープサイズが小さすぎると、パフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。

JVM ヒープサイズは、次の JVM オプションで設定されます。


-Xmx<n>m

<n> はメガバイト単位のヒープサイズです。

通常、<n>256m に設定されます。

次の作業は、Web Server と Application Server の JVM ヒープサイズを増加する方法の概要を示します。

ProcedureWeb Server 6.x JVM ヒープサイズを増加する

  1. Web Server 管理サーバーにログインします。

  2. 「Java」タブの下で、「JVM Options」を選択します。

  3. -Xmx256m オプションを編集します。

    このオプションによって JVM ヒープサイズが設定されます。

  4. -Xmx256m オプションの値を大きくします ( Xmx1024m など)。

  5. 新しい設定を保存します。

Web Server のマニュアル

Web Server 管理サーバーの使用方法と JVM オプションの設定方法については、『Sun Java System Web Server 管理ガイド』および『Web Server パフォーマンスのチューニング、サイジング、およびスケーリング』を参照してください。

ProcedureWeb Server 7.x JVM ヒープサイズを増加する

  1. Web Server 管理サーバーにログインします。

  2. 「設定後の作業」セクションで、「Java 設定を編集」を選択します。

  3. 「JVM 設定」タブをクリックして、JVM オプションを表示します。

  4. -Xmx256m オプションを編集します。

    このオプションによって JVM ヒープサイズが設定されます。

  5. -Xmx256m オプションの値を大きくします ( Xmx1024m など)。

  6. 新しい設定を保存します。

Web Server のマニュアル

Web Server 管理サーバーの使用方法と JVM オプションの設定方法については、『Sun Java System Web Server 管理ガイド』および『Web Server パフォーマンスのチューニング、サイジング、およびスケーリング』を参照してください。

ProcedureApplication Server JVM ヒープサイズを増加する

  1. Application Server 管理サーバーにログインします。

  2. JVM オプションを表示します。

  3. -Xmx256m オプションを編集します。

    このオプションによって JVM ヒープサイズが設定されます。

  4. -Xmx256m オプションの値を大きくします ( Xmx1024m など)。

  5. 新しい設定を保存します。

Application Server のマニュアル

Application Server 管理サーバーの詳細と JVM オプションの設定方法については、『Sun Java System Application Server Documentation Center』の「JVM Advanced Settings」を選択してください。または、『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q4 Performance Tuning Guide』の「Tuning the Java Runtime System」を参照してください。