Sun Java System Delegated Administrator 6.4 管理ガイド

Delegated Administrator コンソールとユーティリティーの実行

コンソールの起動

Delegated Administrator コンソールは、コンソールが配備されている Web コンテナにアクセスすることで起動されます。

ProcedureDelegated Administrator コンソールを起動する

  1. 次の URL に進みます。

    http:// host:port/da

    各表記の意味は次のとおりです。

    host は Web コンテナのホストマシンです。

    port は Web コンテナのポートです。

    次に例を示します。

    http://siroe.com:8080/da

    Delegated Administrator コンソールのログインウインドウが表示されます。


    注 –

    以前のリリースの Delegated Administrator では、コンソールは次の URL から起動されました。

    http:// host:port/da/DA/Login

    現在のリリースでも、引き続きこの URL を使用できます。


  2. Delegated Administrator コンソールにログインします。

    Delegated Administrator 設定プログラムで指定した最上位管理者 (TLA) のユーザー ID とパスワードを使用します。この情報は、次のパネルで要求されたものです。

    デフォルト組織の「最上位管理者」


    注 –

    Delegated Administrator コンソールの実行中は、Access Manager で設定された値によってセッションタイムアウトが判断されます。セッションタイムアウト値の詳細については、『Sun Java System Access Manager 管理ガイド』の「セッションサービス属性」を参照してください。セッションタイムアウト値を Access Manager コンソールで確認する方法については、『Sun Java System Access Manager 管理ガイド』の「現在のセッション」を参照してください。



    注 –

    JavaScript コンソールが表示されたり、JavaScript エラーがポップアップされたりするようにブラウザを設定しないでください。そのように設定すると、Delegated Administrator コンソールの正常な機能にはまったく影響しない JavaScript エラーが表示されます。JavaScript エラーを無効にするには、次の手順に従います。

    • Internet Explorer で、次のオプションを無効にします。「ツール」—>「インターネットオプション」—>「詳細設定」—>「スクリプト エラーごとに通知を表示する」

    • Mozilla では、次のオプションを明示的に開かないでください。「ツール」—>「JavaScript コンソール


コマンド行ユーティリティーの実行

Delegated Administrator ユーティリティーを実行するには、ターミナルウィンドウからコマンド名「commadmin」を入力します。

Procedureコマンド行ユーティリティーを実行する

  1. da-base/bin/ ディレクトリに進みます。たとえば、/opt/SUNWcomm/bin/ です。

  2. commadmin コマンドを入力します。


例 3–1 commadmin を使用したユーザーの検索

次のコマンドでは、varrius.com ドメインのユーザーが検索されます。


commadmin user search -D chris -w bolton -d varrius.com -n sesta.com

この commadmin コマンドの詳細については、「commadmin user search」を参照してください。


commadmin のリターンコード

ヒント –

commadmin の処理に成功すると、コマンド行に OK のメッセージが表示されます。

失敗した場合は、次のメッセージが表示されます。

FAIL

<message>

<message> にはエラーテキストが表示されます。