Sun Java System Delegated Administrator 6.4 管理ガイド

オプション

次のオプションは必須です。

オプション 

説明 

-D login

このコマンドを実行する権限のあるユーザーのユーザー ID。 

-n domain

-D オプションで指定されるユーザーのドメイン。

-G groupname

グループの名前 (例: mktg-list)。

-w password

-D オプションで指定されるユーザーのパスワード。

次のオプションは任意です。

オプション 

説明 

-A [+ ]attributename:value

変更する属性。attributename は LDAP スキーマで定義され、value により、ディレクトリのこの属性に指定された一部およびすべての現在の値が置き換えられます。同時に複数の属性を変更する場合、または同じ属性に複数の値を指定する場合は、このオプションを繰り返します。

attributename の前の「+」は、現在の属性リストに値が追加されることを示します。

-d domain

グループの完全修飾ドメイン名 (例: varrius.com)。デフォルトはローカルドメインです。-d を指定しない場合、-n で指定されるドメインが使用されます。

-f ldap-filter

ダイナミックグループを作成します。 

属性または属性の組み合わせを指定して、LDAP フィルタを設定します。 

-f コマンドを複数指定すると、グループの複数のメンバーに対して多くの LDAP フィルタを定義できます。

-h, -?

コマンド使用構文を印刷します。 

-i inputfile

コマンド行ではなく、ファイルからコマンド情報を読み取ります。 

-m internal -member

このグループに追加される内部メンバーのユーザーID。複数のメンバーを追加するには、複数の -m オプションを使用します。

このオプションはスタティックグループの作成に使用します。 

-p AM port

Access Manager が待機する代替 TCP ポートを指定します。指定しない場合、デフォルトの AM port が使用されます。インストール時にデフォルトが設定されていない場合、ポート 80 が使用されます。

-X AM host

Access Manager が実行されるホストを指定します。指定しない場合、デフォルトの AM host が使用されます。インストール時にデフォルトが設定されていない場合、ローカルホストが使用されます。

-s

SSL (Secure Socket Layer) を使用して Access Manager に接続します。 

-v

デバッグ出力を可能にします。 

-V

ユーティリティーとそのバージョンに関する情報を印刷します。 

-S service

グループに追加するサービスを指定します。 

service には単一のサービスまたは複数のサービスの値を指定できます。service の値には mail と cal が使用できます。これらの値は大文字と小文字を区別しません。

サービスのリストはコンマ (,) 区切り文字で区切られます。 

次に例を示します。 

-S mail,cal

-S mail オプションが指定されている場合は、次のオプションが許可されます。

オプション 

説明 

-o owner

グループの所有者の電子メールアドレス。所有者は配布リストを担当する個人ユーザーです。 

所有者は配布リストのメンバーを追加または削除できます。 

このオプションは、-S cal オプションが指定されている場合も許可され、かつ必須です。

-E email

グループの電子メールアドレス。このオプションは、-S cal オプションが指定されている場合も許可されます。

-H mailhost

このグループが応答するメールホスト (例: mailhost.varrius.com)。デフォルトはローカルメールホストです。

-M external-member

このグループに外部のメンバーを追加します。external-member の値はユーザーの電子メールアドレスです。複数のメンバーを追加するには、複数の -M オプションを使用します。

-r moderator

モデレータの電子メールアドレス。 

-S cal オプションが指定されている場合は、次のオプションが必須です。

オプション 

説明 

-o owner

グループの所有者の電子メールアドレス。所有者は、カレンダグループの配布リストを担当する個人ユーザーです。所有者は配布リストのメンバーを追加または削除できます。 

グループの所有者にカレンダサービスが割り当てられている必要があります。 

このオプションは、-S mail オプションが指定されている場合も許可されます。

-S cal オプションが指定されている場合は、次の任意オプションが許可されます。

オプション 

説明 

-a true|false

カレンダアポイントの自動的な受諾を許可または禁止します。 

true は、アポイントの自動的な受諾を有効にします。

false は、アポイントの自動的な受諾を無効にします。

-b true|false

カレンダアポイントのダブルブッキング (同じ時間帯での複数のアポイント) を許可または禁止します。 

true は、アポイントのダブルブッキングを有効にします。

false は、アポイントのダブルブッキングを無効にします。

-c group id

カレンダグループのグループ ID を指定します。このオプションが指定されていない場合は、Delegated Administrator によってグループ ID が自動的に指定されます。 

-E email

グループの電子メールアドレス。このアドレスは、カレンダ予定のグループメンバーを通知するために使用されます。 

このオプションは、-S cal オプションが指定されている場合も許可されます。

-j DWPHost

このカレンダグループのカレンダをホスティングするバックエンドカレンダサーバーの DNS 名。このホストは、カレンダとそのデータを格納するデータベースワイヤプロトコル (DWP) サーバーです。 

バックエンドカレンダサーバーの DNS 名を指定しない場合、サーバーの ics.conf ファイル内に保存されている値がデフォルト値として使用されます。

-q secondary owner

二次所有者の電子メールアドレス。二次所有者は、カレンダグループの配布リストを管理できます。 

複数の二次所有者を追加するには、複数の -q secondary owner オプションを使用します。

すべての二次所有者にカレンダサービスが割り当てられている必要があります。 

-t time zone

カレンダのユーザーインタフェースでカレンダグループのカレンダを表示するのに使用するタイムゾーン。 

有効なタイムゾーンの文字列の一覧は、「カレンダタイムゾーン文字列」を参照してください。