Sun Java Communications Suite 5 配備計画ガイド

LDAP サーバー

(必須) Instant Messaging は、エンドユーザーの認証と検索に Directory Server などの LDAP サーバーを使用します。Portal Server を実装する配備では、Instant Messaging は Portal Server と同じ LDAP サーバーを使用します。LDAP ディレクトリがまだインストールされていない場合は、インストールする必要があります。

Instant Messaging サーバーには Instant Messenger のエンドユーザー認証情報は格納されません。この情報は LDAP サーバーに格納されます。

デフォルトでは、エンドユーザーとグループ情報の検索に Instant Messaging サーバーは共通エンドユーザー属性 cn および uid を使用します。サーバーが別の属性を使用して検索を行うように設定することもできます。また、連絡先リストやその登録情報などの Instant Messaging のプロパティーは、Instant Messaging サーバー上のファイル、または LDAP サーバーに格納できます。

デフォルト以外の属性を使用してユーザー検索を行うようにサーバーを設定する方法については、『Sun Java System Instant Messaging 7.2 管理ガイド』を参照してください。


注 –

Instant Messaging の配備を成功させるには適切なDirectory Server 実装が前提となるため、次の Directory Server のマニュアルも参照してください。

http://docs.sun.com/app/docs/coll/1660.1