単一層アーキテクチャーは、アクセス層とデータ層に分割されていません。MTA、メッセージストア、そして場合によっては Directory Server が 1 つの層にインストールされます。図 10–2 は単一層アーキテクチャーを示します。
2 層アーキテクチャーと比較して、単一層アーキテクチャーはハードウェアに対する初期投資が少なくて済みます。しかし、1 層アーキテクチャーを選択した場合は、保守のためにかなりの停止時間を見込んでおく必要があります。
「2 層 Messaging Server アーキテクチャー」でのサイズ決定と同様に、メッセージストアのサイズを決定します。
必要に応じて SSL 用の CPU を追加します。
SMTP 接続数の増加に対応してディスクを追加します。
アウトバウンド MTA ルーター用のディスクを追加します。
単一層アーキテクチャーおよび 2 層アーキテクチャーにおけるメッセージングコンポーネントのサイズ決定に関する特別な手順については、ご購入先のクライアントサービス担当者に連絡してください。