Messaging Server ソフトウェアをインストールするときに、Java Enterprise System インストーラによりすべての Messaging Server がインストールされます。次に、Messaging Server 設定プログラムを使用して、Messaging ホスト上で適切なMessaging Server コンポーネント (MTA、メッセージストア、Messenger Express、MMP) を選択します。
次の表は、それぞれのタイプの Messaging ホストで設定する必要のあるコンポーネントを示します。
表 15–4 Messaging Server で設定するコンポーネントの選択
設定するメッセージングホストのタイプ |
設定プログラムで選択されるコンポーネント |
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MTA |
メッセージ転送エージェント |
メッセージストア (バックエンド) |
メッセージ転送エージェント、メッセージストア、Messenger Express 注: 設定の終了後、MEM プロキシの保存を設定する必要があります。 |
Messenger Express (フロントエンドのみ、保存または SMTP の機能なし) |
Messenger Express、Messaging マルチプレクサ 注: Messenger Express だけを設定する場合は、メッセージストアと MTA を選択するか、少なくとも既存の MTA を指定します。 |
Messenger マルチプレクサ (フロントエンドのみ、保存または SMTP の機能なし) |
Messaging マルチプレクサ |
LMTP 配信メカニズムを設定するには、MTA とバックエンドストアの両方の設定が必要です。LMTP の設定手順については、『Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド』の第 15 章「LMTP 配信」を参照してください。