ユーザープロファイルの作成が完了したら、次にそれをこの節で説明されているユーザーベースの例と比較してみます。ユーザーベースは、ユーザーが実行する Instant Messaging オペレーションの種類から構成されます。Instant Messaging ユーザーは、次のいずれかのユーザーベースに分類されます。
この節のユーザーベースの例では、ユーザーの行動を幅広く一般化しています。実際の使用率プロファイルがこのユーザーベースと一致するとは限りません。負荷シミュレータ (「Instant Messaging 負荷シミュレータの使用」を参照) の実行時に、差異を調節してください。
一般に、軽量なユーザーベースは、シンプルな Instant Messaging 要件を持つユーザーから構成されます。これらのユーザーがチャットセッションを開始したり、出席依頼を受け取ったりすることはほとんどありません。Instant Messaging を在席確認ツールとしてだけ使用する場合もあります。
ヘビーユーザーは、一般ユーザーとは比較にならないほど多くのシステムリソースを消費します。これらのユーザーの一般的なリソース使用状況は、たとえば次のようなものです。
1 日のうち 20 回以上、在席の更新がある。
連絡リストに約 30 の連絡先がある。
連絡リスト内のすべての連絡先の在席更新の通知を受け取っている。
1 日あたり 4 つの会議室またはチャットを設定し、各会議室の平均参加者は 3 名、持続時間は 10 分、1 〜 15秒ごとにメッセージが会議室に追加される。