Calendar Server の起動と停止には、start-cal コマンドと stop-cal コマンドを使用します。start-cal と stop-cal の各ユーティリティーは、cal_svr_base/SUNWics5/cal/sbin ディレクトリに格納されています。これらのユーティリティーを、Calendar Server がインストールされているローカルマシンで実行する必要があります。
Calendar Server に用意されている csstart と csstop の各ユーティリティーは、従来リリースとの互換性維持だけを目的としています。可能であれば、Calendar Server の起動と停止には、start-cal と stop-cal ユーティリティーを使用します。
start-cal ユーティリティーは次の順序で Calendar Server サービスを開始します。
enpd: 予定通知サービス (ENS)
csnotifyd: 通知サービス
csadmind: 管理サービス
csdwpd: DWP (データベースワイヤプロトコル) サービス。リモート Calendar Server データベース設定がある場合にのみ起動される分散データベースサービス
cshttpd: HTTP サービス
csstored: 自動バックアップサービス
これらのサービスについては、「Calendar Server サービス」を参照してください。