Calendar Server の各サービスは、状態に関する情報をそれぞれのログファイルに書き込みます。次の表に示すように、各ログファイルにはサービス名に関連する名前が付けられます。
サービス名 |
ログファイル名 |
---|---|
管理サービス (csadmind) |
admin.log |
分散データベースサービス (csdwpd) |
dwp.log |
HTTP サービス (cshttpd) |
http.log |
通知サービス (csnotifyd) |
notify.log |
シングルサインオンのログ |
am_sso.log |
起動コマンドのログ |
start.log |
終了コマンドのログ |
stop.log |
格納コマンドのログ |
store.log |
Calendar Server ログファイルは、次のデフォルトディレクトリに格納されます。
/var/opt/SUNWics5/logs
各ログファイルは、一意の番号によって識別される新しいログファイルにロールオーバーされます。次に例を示します。
admin.log.8.1083013284 http.log.8.1083013284
次の表に示すように、Calendar Server のログファイルに記録する予定の重要度は、6 段階に分かれています。Calendar Server がログファイルに記録する予定の重要度は、ics.conf パラメータ logfile.loglevel の設定を変更して指定できます。
重要度 |
意味 |
---|---|
CRITICAL |
危険な状態にあります。 |
ERROR |
エラー状態にあります。 |
WARNING |
警告状態にあります。 |
NOTICE |
正常だが、特筆すべき状態にあります。これは、各カレンダサービスのデフォルトのレポートレベルです。 |
INFORMATION |
情報提供用。 |
DEBUG |
デバッグレベルのメッセージ。 |
ログ予定はタイムスタンプ、サーバーホスト名、重要度、プロセス名 (プロセス ID)、予定の種類、優先度、説明から構成される 1 行で表されます。
ics.conf のログの設定については、付録 E 「Calendar Server の設定パラメータ」を参照してください。