Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

Calendar Server ログファイルの使用

Calendar Server の各サービスは、状態に関する情報をそれぞれのログファイルに書き込みます。次の表に示すように、各ログファイルにはサービス名に関連する名前が付けられます。

サービス名 

ログファイル名 

管理サービス (csadmind) 

admin.log 

分散データベースサービス (csdwpd) 

dwp.log 

HTTP サービス (cshttpd) 

http.log 

通知サービス (csnotifyd) 

notify.log 

シングルサインオンのログ 

am_sso.log 

起動コマンドのログ 

start.log 

終了コマンドのログ 

stop.log 

格納コマンドのログ 

store.log 

Calendar Server ログファイルは、次のデフォルトディレクトリに格納されます。

/var/opt/SUNWics5/logs

各ログファイルは、一意の番号によって識別される新しいログファイルにロールオーバーされます。次に例を示します。

admin.log.8.1083013284 http.log.8.1083013284

次の表に示すように、Calendar Server のログファイルに記録する予定の重要度は、6 段階に分かれています。Calendar Server がログファイルに記録する予定の重要度は、ics.conf パラメータ logfile.loglevel の設定を変更して指定できます。

重要度 

意味 

CRITICAL 

危険な状態にあります。 

ERROR 

エラー状態にあります。 

WARNING 

警告状態にあります。 

NOTICE 

正常だが、特筆すべき状態にあります。これは、各カレンダサービスのデフォルトのレポートレベルです。 

INFORMATION 

情報提供用。 

DEBUG 

デバッグレベルのメッセージ。 

ログ予定はタイムスタンプ、サーバーホスト名、重要度、プロセス名 (プロセス ID)、予定の種類、優先度、説明から構成される 1 行で表されます。

ics.conf のログの設定については、付録 E 「Calendar Server の設定パラメータ」を参照してください。