Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

リソースの管理

リソースを追加したら、csresource を使用して次のように管理できます。

Procedureリソースをリスト表示するには

手順
  1. sbin ディレクトリに移動します。

  2. 1 つまたはすべてのリソースをリスト表示するには、csresource list コマンドを使用します。

    たとえば、すべてのリソースについてすべての情報をリスト表示するには、次のように実行します。

    ./csresource -v list

Procedureリソースを有効にするには

手順
  1. sbin ディレクトリに移動します。

  2. 1 つまたはすべてのリソースを有効にするには、csresource enable コマンドを使用します。

    たとえば、ConfRm12 というリソースを有効にするには、次のように実行します。

    ./csresource -v enable ConfRm12

Procedureリソースを無効にするには

手順
  1. sbin ディレクトリに移動します。

  2. 1 つ以上のリソースを無効にするには、csresource disable コマンドを使用します。たとえば、ConfRm12 というリソースを無効にするには、次のように実行します。

    ./csresource -v disable ConfRm12

Procedureリソースを削除するには

手順
  1. sbin ディレクトリに移動します。

  2. 1 つ以上のリソースを削除するには、csresource delete コマンドを使用します。たとえば、ConfRm12 というリソースを削除するには、次のように実行します。

    ./csresource -v delete ConfRm12

リソース電子メール用の Bitbucket チャネルを設定するには

ここでは、Messaging Server および Sendmail 用の bitbucket チャネルの設定方法について説明します。bitbucket チャネルは、リソースカレンダ用に生成された電子メールを破棄する方法の 1 つです。次の例では、sesta.com サーバー上の Room100 というリソースを使用しています。bitbucket チャネル (または同等機能) を設定しない場合は、リソースカレンダに送信される電子メールメッセージを定期的に削除する必要があります。

ここで説明する手順は次のとおりです。

ProcedureMessaging Server の Bitbucket チャネルを設定するには

手順
  1. imta.cnf ファイルに bitbucket チャネルが定義されていることを確認します。

  2. メッセージの送信先を bitbucket チャネルに設定するには、csattribute ユーティリティーを使用してリソースの電子メールアドレスを作成します。


    csattribute -a mail=Room100@bitbucket.sesta.com add Room100

ProcedureSendmail Bitbucket チャネルを設定するには

手順
  1. 適切なホストの /etc/aliases ファイルに次のようなエントリを追加します。


    Resource/Conference room aliases
     Room100: /dev/null
  2. csattribute ユーティリティーを使用して、リソースの電子メールアドレスを LDAP ディレクトリに追加します。


    csattribute -a mail=Room100@sesta.com add Room100