データベースファイルの所有者 (icsuser など) としてログインします。
csbackup ユーティリティーの database コマンドを使用します。
たとえば、カレンダデータベースを backupdir というディレクトリにバックアップするときは、次のように実行します。
csbackup -f database backupdir |
バックアップディレクトリ内のバージョンファイル ics50caldb.conf を調べて、正しいバージョンのデータベースがバックアップされたかどうか確認します。
ターゲットバックアップディレクトリがすでに存在し、-f オプションを指定しない場合は、csbackup ユーティリティーの実行は失敗します。たとえば、backupdir ディレクトリがすでに存在する場合は、そのディレクトリが空であっても次のコマンドの実行は失敗します。
csbackup database backupdir |
このため、既存のターゲットバックアップディレクトリを指定するとき は、-f オプションを指定して csbackup を実行する必要があります。
存在しないターゲットバックアップディレクトリを指定し、csbackup にディレクトリを新規作成させることもできます。