Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

LDAP SDK キャッシュの調整

項目をキャッシュしておく時間、およびキャッシュのサイズを制御するいくつかのパラメータがあります。

キャッシュを調整するには、次の表に示すパラメータを 1 つ以上編集します。

表 21–2 LDAP SDK キャッシュを設定するための ics.conf パラメータ

パラメータ 

説明とデフォルト値 

service.ldapmemcachettl

このパラメータは現在実装されていません。ldap_cache ディレクトリの内容を手動で削除してから、Calendar Server を再起動する必要があります。

service.ldapmemcache"yes" を指定した場合、このパラメータは項目をキャッシュしておける最大秒数の設定に使用されます。“0” を指定した場合、項目をキャッシュしておける時間に制限が適用されなくなります。デフォルトは “30” です。

service.ldapmemcachesize

service.ldapmemcache"yes" を指定した場合、このパラメータを使用して、キャッシュに使用できるメモリーの最大容量をバイト単位で設定します。“0” を指定した場合、キャッシュ容量の制限は適用されなくなります。デフォルトは “131072” です。