csvdmig ユーティリティーでは、次のようにドメイン名をユーザー ID に追加します。
カレンダ ID (calid) の形式が変更されます。
変更前: userid[:calendar-name]
変更後: userid@domain[:calendar-name]
ACL (アクセス制御リスト) のアクセス規則が変更されます。
変更前: userid
変更後: userid@domain
Calendar Server 属性の LDAP ディレクトリサーバーのユーザーエントリが次のように変更されます。
userid[:calendar-name] から userid@domain[:calendar-name]。
カレンダデータベースに含まれる予定と作業の所有者フィールドと出席者フィールドを更新します。
例: ドメイン sesta.com の jsmith が予定の所有者である場合、新しい所有者フィールドには jsmith@sesta.com が入ります。
csvdmig ユーティリティーでは、データベースと LDAP ディレクトリに適切な更新を行います。つまり、移行データベースを個別に作成するのではなく、変換中のデータベースを変更します。したがって、念のため、データベースと LDAP ディレクトリのスナップショットに対して csvdmig を実行してください。