ユーザーを有効にするには、次のいずれかのユーティリティーを使用します。
「Delegated Administrator (commadmin user create)」(Schema 2 の場合)
「Calendar Server ユーティリティー (csuser enable)」(Schema 1 の場合)
新規ユーザーと既存のユーザーの両方を有効にすることができます。
新規ユーザー: ユーザーを作成するときに、「新規ユーザー」ウィザードを使用して、カレンダサービスを含むサービスパッケージをユーザーに割り当てます。ユーザーは自動的に有効になります。
既存のユーザー: 「ユーザー」一覧ページからユーザーを選択し、「サービスパッケージを割り当て」ウィザードを使用して、カレンダサービスを含むサービスパッケージを選択します。ユーザーは自動的に有効になります。
ユーザーを作成する場合は、次の例に示すように、カレンダサービスに対してそのユーザーを有効にします。
commadmin user create jsmith -S cal
ユーザーの作成時に、カレンダサービスに対してユーザーを有効にしていない場合は、次の例に示すように、modify コマンドを使用して、あとでカレンダサービスをユーザーに追加できます。
commadmin user modify jsmith -S cal
ユーザーエントリの作成時に csuser create を使用した場合、ユーザーは自動的に有効になります。
ユーザーが、カレンダ機能が有効でない別のユーザー (つまり、デフォルトカレンダを持たないユーザー) に要求を送信すると、Calendar Server はカレンダが見つからないことを示すエラーを送信元ユーザーに返します。