設定プログラムの 3 番目のパネルでは、設定が必要な Delegated Administrator コンポーネントの指定が要求されます。
Delegated Administrator ユーティリティー (クライアント) — commadmin で呼び出されるコマンド行インタフェース。
Delegated Administrator サーバー — Delegated Administrator のユーティリティーとコンソールを実行するのに必要な Delegated Administrator サーバーコンポーネント。
Delegated Administrator コンソール — Delegated Administrator グラフィカルユーザーインタフェース (GUI)。
選択したコンポーネントに応じて、設定プログラムで表示されるパネルは異なります。
次のステップに設定の選択肢をまとめています。後述の要約された各ステップは、以降の特定の項にリンクし、各項で実際の設定パネルを説明していきます。
パネルで要求される情報を入力し、設定を開始します。
「Delegated Administrator ユーティリティーの設定」
このステップ内のパネルは、「設定するコンポーネントを選択」パネルに続いて表示されます。パネルでは、Delegated Administrator ユーティリティーの設定に使用される情報の入力が要求されます。
Delegated Administrator ユーティリティーは必須であり、Delegated Administrator コンポーネント (サーバーまたはコンソール) をインストールするすべてのマシンで設定する必要があります。
したがって、常にこれらのパネルへの情報入力が必要になります。
「Delegated Administrator コンソールの設定」
このステップ内のパネルは、ユーティリティー設定パネルに続いて表示されます。
Delegated Administrator コンソールを設定するかどうかを選択できます。
同じマシンに Delegated Administrator のコンソールとサーバーを配備する場合、「設定するコンポーネントを選択」パネルでコンソールとサーバーを選択します。
また Delegated Administrator のコンソールとサーバーを別のマシンに配備することもできます。
コンソールを配備するマシンでは、コンソールは「設定するコンポーネントを選択」パネルからのみ選択できますこのユーティリティーは常に選択されています。
この場合、サーバーを配備するマシンで、再び設定プログラムを実行する必要があります。
コンソールとサーバーを異なるマシンに配備する場合、このユーティリティーはいずれのマシンにも設定されます。
コンソールに選択した Web コンテナに応じて、設定プログラムで表示されるパネルは異なります。次の Web コンテナのいずれかに配備できます。
Sun Java System Web Server
Sun Java System Application Server 7.x
Sun Java System Application Server 8.x
1 台のマシンで Delegated Administrator のサーバーとコンソールを設定する場合、説明する手順を 2 回 (サーバーとコンソールに 1 回ずつ) 実行します。
「Delegated Administrator サーバーの設定」
このステップ内のパネルは、コンソール設定パネルに続いて表示されます。
特定のマシンに Delegated Administrator サーバーを設定するかどうかを選択できます。
特定のマシンにサーバーを設定しない場合、設定プログラムから別のマシンにサーバーを設定するように警告されます。サーバーコンポーネントは、ユーティリティーとコンソールの実行に必要です。
サーバーの配備に必要となるその他すべての注意事項は、「Delegated Administrator コンソールの設定」で説明するコンソールに関する注意事項と同じです。
また、サーバーは Access Manager と同じ Web コンテナを使用することに注意してください。設定プログラムは Access Manager 基本ディレクトリの設定を要求したあと、Web コンテナ情報の入力を要求します。
これらのパネルで要求される情報を入力し、設定を終了します。