この節では、Directory Proxy Server リリース 6.3.1 で修正されたバグの一覧を示します。
JDBC ソースが使用できないとき、この JDBC ソースからのデータが必要でない場合でも、結合ビュー (LDAP + JDBC) からの検索が失敗します。
cn=monitor の ldapsearch を実行すると、親エントリの前にリーフエントリが返されます。この条件では、一部のツールでエラーが発生する可能性があります。
LDAP と JDBC の結合ビューから変更を行うと、NULL ポインタ例外が発生する可能性があります。
二次属性が要求されていない場合、二次データソースに対する要求がパフォーマンスに影響を与えるべきではありません。
単一の LDAP トランザクションで 2 つの変更を適用しようとすると、1 つの属性が存在しない場合は、部分的にしか成功しない場合があります。
LDAP と JDBC の結合ビューを使用しているとき、objectclass 属性を二次ビューに格納できません。
結合ビューからの検索で、一次ビューの属性が検索フィルタに含まれていない場合は (いくつかのエントリが二次ビューから返された場合でも)、まず二次ビューに対して検索が実行されるべきです。
高負荷の検索で NULL ポインタ例外が発生することがあります。
LDAP と JDBC の結合ビューで検索を行うとき、要求された二次属性に対するアクセス権をバインドユーザーが持っていないと、エントリが返されない場合があります。
高負荷の検索を実行すると、ArrayIndexOutOfBounds 例外または NegativeArraySizeException 例外が発生することがあります。
エントリの uid 属性に大文字が含まれている場合、そのエントリを結合ビューから追加できません。
LDAP と JDBC の結合ビューからエントリを追加するとき、追加要求に二次 JDBC 属性が含まれていない場合でも、エントリが JDBC ビューに追加されます。
LDAP と JDBC の結合ビューから属性を追加または置換するとき、値が SQL データベースには長すぎる場合、値が切り詰められます。
LDAP と JDBC の結合ビューからエントリを追加するとき、列のサイズを確認せずに文字列 (varchar ) 値の更新や追加が行われ、データベースエラーが発生することがあります。
FailoverLoadBalancingAlgorithm の競合状態が原因で、検索負荷テストで予期しないエラーが発生します。
SSL を使用した持続検索が、データを返すことができません。
DPS のメモリー管理ポリシーにより、ガベージコレクションがトリガーされると同時に既存の接続が切断されます (メモリー不足の場合)。
エントリの追加時に、DN 値が小文字に変換されないことがあります。
LDAP と JDBC の結合ビューから共有属性 (2 つのデータソース上に存在する可能性がある) を削除すると、2 つのビューの一方にその属性が存在しない場合、エラーが返されます。
64 ビットモードの JDK 1.6 を使用した高負荷の検索で、JVM がクラッシュすることがあります。
JDBC ソースが大文字と小文字を区別して列の値を処理する場合 (DB2 など)、JDBC 属性の値を削除しようとすると失敗することがあります。
ソケットが CLOSE_WAIT 状態のままになるため、サーバーが応答しなくなることがあります。
サーバーへの接続を頻繁に開いたり閉じたりすると、しばらくしてサーバーが応答しなくなり、再起動を実行するまで回復しないことがあります。
AMD64 Linux マシンでは、サーバーを 32 ビットモードで起動できません。
高負荷でサーバーのタイムアウトが発生し、ディレクトリサーバーに対する操作の再試行が発生することがあります。
検索フィルタ内で仮想的にマップされたベースを使用すると、状況によっては結果が返されないことがあります。
結合ビューの使用中に、二次データビューに対する変更が誤って一次データビューに適用されることがあります。
JDBC ビューを含んだ結合ビューを構成するときに、結合ルールの設定に失敗すると、StringIndexOutOfBoundsException 例外が発生することがあります。
特定の検索フィルタを使用すると、サーバーから復号化エラーが返されることがあります。
JDBC ビューを含んだ結合ビューを使用しているとき、ディレクトリサービスだけに存在するエントリの属性を削除しようとすると失敗します。
dpadm -V で JVM のバージョンを検出できません。
サーバーがディレクトリサーバーへの接続を CLOSE_WAIT 状態のままにするため、ディレクトリサーバーが応答しなくなることがあります。
文字列型でない (float や date など) 属性を含んだ検索フィルタでは、JDBC ビューから結果を取得できないことがあります。
内部ワーカースレッドのデッドロックが発生し、サーバーが応答しなくなることがあります。
サーバーで CPU 使用率の急上昇が発生し、マシンのすべてのサービスが応答しなくなることがあります。
終了待機を最小化するための、バインドされた接続の管理の改善。
ldapsearch で、MySQL、Derby、または DB2 JDBC バックエンドからエントリの空の属性値が返されることがあります。ORACLE JDBC バックエンドの場合、空の属性値が返されることはありません。