管理コンソールで、Web サービス処理の統計情報を追跡してグラフィック表示したり、Web サービスで送受信されたメッセージを表示したりできます。
Web サービスの監視を有効にするには、管理コンソールで、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「監視」|「設定」の順に選択します。
「監視の設定」ページで、監視レベルを設定します。
LOW - Web サービスの応答時間、スループット、要求の合計数、および障害を監視します。メソッドレベルの監視は行いません。
HIGH - 1 秒あたりの要求数、平均応答時間、およびスループット属性を追跡および監視するメッセージを追加します。
OFF - 監視を無効にします。
「メッセージ履歴」の値を入力します。デフォルトは 25 秒です。「リセット」ボタンをクリックして、すべての統計情報を消去します。移動平均が再開されます。
Communications Server は、Web サービス処理の統計情報を追跡し、グラフィック表示する機能を提供します。
監視統計を表示するには、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「監視」|「統計」の順にクリックします。利用できる統計情報は次のとおりです。
すべての正常処理または異常処理のミリ秒単位の応答時間 (最大、最小、平均)。
スループット
要求の合計数
障害の合計数および障害発生元エンドポイントの URI
認証失敗の合計数
承認成功の合計数
Web サービスのエンドポイントに関するメッセージ (デフォルトは 25) を表示するように Web サービスを設定することもできます。これらのメッセージは、リモートサーバーインスタンスのメモリーに格納されます。SOAP 要求、応答、HTTP ヘッダー情報の詳細が表示されます。
Web サービスメッセージを監視するには、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「監視」|「メッセージ」の順にクリックします。
有効にすると、Web サービスエンドポイントに関する最新のメッセージ (デフォルトでは 25 件) を表示できます。これらのメッセージはリモートサーバーインスタンスのメモリーに保持されます。これには、SOAP 要求と応答の詳細および HTTP ヘッダー情報が含まれます。
Web サービスに関して受信したメッセージのリストが表示されます。表示されるメッセージの数は、監視の設定によって決まります。
フィルタを選択して、正常処理のメッセージまたは異常処理のメッセージだけを表示することもできます。