Sun GlassFish Communications Server 1.5 管理ガイド

CPU 過負荷保護

Communications Server では、CPU の負荷に基づいて、受信 HTTP および SIP 要求を規制できます。CPU 過負荷保護は、インストール時と実行時に有効または無効にできます。

CPU 過負荷保護を有効にするには、CPUOverLoadRegulation プロパティーを true に設定します。デフォルトでは、この値は false に設定されています。次のコマンドを使用して、このプロパティーを設定します。

asadmin set config.sip-container.property.CPUOverLoadRegulation=true

次のしきい値レベルを設定できます。

デフォルト値や設定可能な値など、これらのプロパティーの詳細は、TBDlink を参照してください。

これらの CPU 負荷規制のプロパティーは、CPUOverLoadRegulation プロパティーを true に設定する必要がある場合にのみ適用されます。これらの値を確認および設定するには、asadmin get および asadmin set コマンドを使用します。たとえば、IrThreshold プロパティーの値は、次のコマンドを使用して設定できます。

asadmin set config.sip-container.property.IrThreshold=80