Sun GlassFish Communications Server 1.5 配備計画ガイド

はじめに

『配備計画ガイド』では、本番配備を構築する方法について説明します。

ここでは、Sun GlassFishTM Communications Server のマニュアルセット全体に関する情報と表記規則について説明しています。

Communications Server のマニュアルセット

Communications Server マニュアルの URL (Uniform Resource Locator) は、http://docs.sun.com/coll/1343.8 です。Communications Server への導入としては、次の表に示されている順序でマニュアルを参照してください。

表 P–1 Communications Server のマニュアルセットの内容

マニュアル名 

説明 

Documentation Center

タスクや主題ごとに整理された Communications Server のマニュアルのトピック。 

リリースノート

ソフトウェアとマニュアルに関する最新情報。サポートされているハードウェア、オペレーティングシステム、JavaTM Development Kit ( JDKTM)、およびデータベースドライバの包括的な表ベースの概要を含みます。

クイックスタートガイド

Communications Server 製品の使用を開始するための手順。 

Installation Guide

ソフトウェアとそのコンポーネントのインストール。 

アプリケーション配備ガイド

アプリケーションおよびアプリケーション コンポーネントの Communications Server への配備。配備記述子に関する情報を含みます。 

開発者ガイド

Communications Server 上で動作することを目的とし、Java EE コンポーネントおよび API のオープン Java スタンダードモデルに準拠した、Java Platform, Enterprise Edition (Java EE プラットフォーム) アプリケーションの作成と実装。開発者ツール、セキュリティー、デバッグ、ライフサイクルモジュールの作成に関する情報を含みます。 

Java EE 5 Tutorial

Java EE 5 プラットフォームテクノロジと API を使用した Java EE アプリケーションの開発。 

Java WSIT Tutorial

Web サービス相互運用性テクノロジ (WSIT) を使用した Web アプリケーションの開発。WSIT テクノロジを使用する方法、時期、および理由と、各テクノロジがサポートする機能およびオプションについて説明します。 

管理ガイド

設定、監視、セキュリティー、資源管理、および Web サービス管理を含む Communications Server のシステム管理。 

高可用性 (HA) 管理ガイド

クラスタの設定、ノードエージェントの使用、およびロードバランサの使用。 

Administration Reference

Communications Server 設定ファイル domain.xml の編集。

パフォーマンスチューニングガイド

パフォーマンスを向上させるための Communications Server の調整。 

Reference Manual

Communications Server で使用できるユーティリティーコマンド。マニュアルページのスタイルで記述されています。asadmin コマンド行インタフェースも含みます。

関連マニュアル

その他のスタンドアロンの Sun GlassFish サーバー製品については、次のマニュアルを参照してください。

Communications Server とともに提供されるパッケージの JavadocTM ツールリファレンスの場所は http://glassfish.dev.java.net/nonav/javaee5/api/index.html です。さらに、次のリソースが役立つことがあります。

NetBeansTM 統合開発環境 (IDE) でのエンタープライズアプリケーション開発については、http://www.netbeans.org/kb/55/index.html を参照してください。

Communications Server に含まれる Java DB データベースの詳細は、http://developers.sun.com/javadb/ を参照してください。

GlassFish Samples プロジェクトは、さまざまな Java EE テクノロジの使用方法の例を示すサンプルアプリケーションの集合です。GlassFish Samples は Java EE Software Development Kit (SDK) に付属しています。また、https://glassfish-samples.dev.java.net/ の GlassFish Samples プロジェクトページからも入手できます。

デフォルトのパスおよびファイル名

次の表は、このマニュアルで使用されているデフォルトのパス名とファイル名について説明したものです。

表 P–2 デフォルトのパスおよびファイル名

プレースホルダ 

説明 

デフォルト値 

as-install

Communications Server のベースインストールディレクトリを表します。 

SolarisTM および Linux プラットフォームへのインストールで、ルートユーザーでない場合:

user’s-home-directory/SUNWappserver

Solaris および Linux プラットフォームへのインストールで、ルートユーザーである場合: 

/opt/SUNWappserver

Windows のすべてのインストールの場合: 

SystemDrive:\Sun\AppServer

domain-root-dir

すべてのドメインを含むディレクトリを表します。 

すべてのインストールの場合: 

as-install/domains/

domain-dir

ドメインのディレクトリを表します。 

設定ファイルには、次のように表される domain-dir があります。

${com.sun.aas.instanceRoot}

domain-root-dir/domain-dir

instance-dir

サーバーインスタンスのディレクトリを表します。 

domain-dir/instance-dir

samples-dir

サンプルアプリケーションを含むディレクトリを表します。  

as-install/samples

docs-dir

マニュアルを含むディレクトリを表します。  

as-install/docs

表記上の規則

この表は、このドキュメントで使用される表記の種類について説明したものです。

表 P–3 表記上の規則

書体 

意味 

例 

AaBbCc123

コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、および画面上のコンピュータ出力 

.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

machine_name% you have mail.

AaBbCc123

ユーザーが入力する文字 (画面上のコンピュータ出力と区別して表示) 

machine_name% su

パスワード:

AaBbCc123

実際の名前または値に置き換えられるプレースホルダ 

ファイルを削除するコマンドは、rm filename です。

AaBbCc123

書名、新しい用語、および強調する用語 (オンラインでは、一部の強調項目は太字で表示される) 

ユーザーズガイドの第 6 章を参照してください。

キャッシュとは、ローカルに格納されているコピーです。

ファイルを保存しないでください

記号の表記ルール

この表は、このマニュアルで使用される記号について説明したものです。

表 P–4 記号の表記ルール

記号 

説明 

例 

意味 

[ ]

省略可能な引数やコマンドオプションが含まれます。 

ls [-l]

-l オプションは必須ではありません。

{ | }

必須コマンドオプションの選択項目が含まれています。 

-d {y|n}

-d オプションには、y 引数または n 引数のいずれかを使用する必要があります。

${ }

変数参照を示します。 

${com.sun.javaRoot}

com.sun.javaRoot 変数の値を参照します。

同時に実行する複数のキーストロークを結び付けます。 

Control-A 

コントロールキーを押しながら A キーを押します。 

連続で複数のキーストロークを行います。 

Ctrl + A + N 

Control キーを押して離してから、次のキーを押します。 

-> 

グラフィカルユーザーインタフェースでのメニュー項目の選択を示します。 

「ファイル」->「新規」->「テンプレート」 

「ファイル」メニューから「新規」を選択します。「新規」サブメニューから、「テンプレート」を選択します。 

マニュアル、サポート、およびトレーニング

Sun の Web サイトには、次に示す関連情報が示されています。

第三者の Web サイト参照

このマニュアル内で参照している第三者の URL は、追加の関連情報を提供します。


注 –

このマニュアル内で引用する第三者の Web サイトの可用性について Sun は責任を負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを通じて利用可能な、コンテンツ、広告、製品、その他の素材について、Sun は推奨しているわけではなく、Sun はいかなる責任も負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを経由して利用可能な、コンテンツ、製品、サービスを利用または信頼したことに伴って発生した (あるいは発生したと主張される) いかなる損害や損失についても、Sun は一切の責任を負いません。


このマニュアルに関するコメント

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