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Sun Java™ System Identity Manager 7.0 リソースリファレンス 


SiteMinder

SiteMinder リソースアダプタは、次のクラスで定義されます。

次の表に、これらのアダプタの目的を要約します。

GUI 名

目的

SiteminderAdmin

Siteminder 管理者アカウントを管理します。

SiteminderLDAP

Siteminder LDAP リポジトリの使用時に SiteMinder ユーザーを管理します。これは、もっともよく使用されるアダプタです。

SiteminderExampleTable

Siteminder データベーステーブルリポジトリの使用時に SiteMinder ユーザーを管理します。

SiteMinder リソースアダプタは、次のバージョンの Netegrity SiteMinder をサポートします。

リソースを設定する際の注意事項

Identity Manager で SiteMinder リソースアダプタをセットアップする前に、SiteMinder でこれらの手順を完了してください。

  1. 信頼できるホストを登録します。
    1. Web アプリケーションサーバーのホスト設定オブジェクト (ポリシーサーバー IP によるデフォルト設定のコピー) を作成します。
    2. エージェントのインストールディレクトリから smreghost を使用して、アプリケーションサーバーを登録します。
  2. エージェントを作成します。
    1. エージェントの名前を入力します。
    2. 「Support 4.x Agents」を選択します。
    3. エージェントタイプとして「Siteminder / WebAgent」を選択します。
    4. クライアントの IP アドレスを入力します。
    5. 共有キーを入力します。

Identity Manager で SiteMinder リソースアダプタを正常に設定するには、エージェント名および共有キーを知っている必要があります。

Identity Manager 上で設定する際の注意事項

SiteMinder リソースアダプタは、カスタムアダプタです。インストールプロセスを完了するには、次の手順を実行してください。

  1. 「管理するリソースの設定」ページの「カスタム リソース」セクションに、次のいずれかの値を追加します。
    • com.waveset.adapter.SiteminderAdminResourceAdapter
    • com.waveset.adapter.SiteminderLDAPResourceAdapter
    • com.waveset.adapter.SiteminderExampleTableResourceAdapter
  2. アダプタをサポートする 1 つ以上のファイルをダウンロードして保存します。

SiteMinder Admin リソースアダプタを使用する予定の場合は、アプリケーションサーバー起動スクリプトか、またはアプリケーションサーバーの起動前の環境に、LIBPATH (アプリケーションサーバープラットフォームによっては LD_LIBPATH または SHLIB_PATH) を設定してください。

たとえば Solaris では、Web エージェントは次のディレクトリにインストールされ、そこに nete_wa_env.sh というファイルが含まれます。

/opt/netegrity/siteminder/webagent

WebLogic の場合は、/bea/wlserver6.1/config/mydomain に、Weblogic.sh を起動するための次の行を追加します。

# Siteminder ライブラリを収容するために、Netegrity
# Web エージェントライブラリに LIBPATH、
# LD_LIBRARY_PATH、および SHLIB_PATH を追加する必要がある

. /opt/netegrity/siteminder/webagent/nete_wa_env.sh

これらの行によって、SiteMinder Admin リソースアダプタが使用する Javaネイティブインタフェースメソッドに適した変数が設定されます。

作業が完了したら、Identity Manager アプリケーションサーバーを再起動します。

使用上の注意

Identity Manager 5.5 より前のバージョンでは、SiteMinder LDAP Active Sync アダプタは、「変更時に実行するプロセス」フィールドを使用して、変更が検出されたときに起動するプロセスを判断していました。このフィールドで指定されていたプロセスは、現在は Active Sync 解決プロセス規則に指定されます。

また、Identity Manager 5.5 より前のバージョンでは、「削除を更新として処理」チェックボックスが選択されている場合、Identity Manager は、削除された Identity Manager ユーザーとすべてのリソースアカウントを無効にし、あとで削除するためにユーザーにマークを付けていました。このチェックボックスは、デフォルトで選択されていました。Identity Manager 5.5 以降では、この機能は、「削除規則」を「なし」に設定することによって設定されます。

チェックボックスの選択が以前に解除されていた場合は、削除規則が「ActiveSync has isDeleted set」に設定されます。

セキュリティーに関する注意事項

ここでは、サポートされる接続と特権の要件について説明します。

サポートされる接続

Identity Manager は、SSL 経由の JNDI を使用して SiteMinder と通信します。

必要な管理特権

なし

プロビジョニングに関する注意事項

次の表に、このアダプタのプロビジョニング機能の概要を示します。

機能

サポート状況

アカウントの有効化/無効化

SiteMinder LDAP および Table では使用可
SiteMinder Admin では使用不可

アカウントの名前変更

 

パススルー認証

使用可

前アクションと後アクション

 

データ読み込みメソッド

リソースからインポート

アカウント属性

リソースオブジェクトの管理

アイデンティティーテンプレート

$accountId$

サンプルフォーム

SiteminderAdminUserForm.xml

SiteminderExampleTableUserForm.xml

SiteminderLDAPUserForm.xml

トラブルシューティング

Identity Manager のデバッグページを使用して、次のクラスでトレースオプションを設定します。



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