Java CAPS での LDAP の使用

Sun Java System Directory Server の設定

Sun Java System Directory Server version 5.1 および 5.2 には、次の主要コンポーネントが含まれています。

ディレクトリサーバーコンソールを使用すると、ほとんどの管理タスクを実行できます。コンソールには、「タスク」、「設定」、「ディレクトリ」、および「ステータス」という 4 つの最上位タブがあります。「ディレクトリ」タブには、ディレクトリエントリがツリー形式で表示されます。このタブから、すべてのエントリと属性を参照、表示、および編集することができます。

設定ファイルを編集するか、コマンド行ユーティリティーを使用することによって、管理タスクを手動で実行することもできます。

Sun Java System Directory Server version 6.x には、ディレクトリのエントリを管理するための次の方法が用意されています。

DSCC は Sun JavaTM Web Console に組み込まれています。DSCC には、「共通タスク」、「ディレクトリサーバー」、「プロキシサーバー」、「サーバーグループ」、および「設定」という 5 つの最上位タブがあります。

「ディレクトリサーバー」タブ、サーバーの名前、「エントリの管理」タブの順にクリックすると、エントリの参照、追加、および変更を行うことのできるページに到達します。左側にディレクトリ情報ツリー (DIT) が表示されます。

「共通タスク」タブを使用して、新規エントリを作成したりデータを参照したりすることもできます。


注 –

次に示す手順を実行する方法の詳細については、Sun Java System Directory Server に付属のマニュアルを参照してください。


ProcedureSun Java System Directory Server を設定する

  1. admin ユーザーと Administrator ユーザーを People ディレクトリの下に作成します。

  2. 最上位ノードの下に次のロールを作成します。

    • 配備

    • ユーザー管理

    • 読み取り専用モニター

    • 制御モニター

    • JMS 読み取り専用モニター

    • JMS 読み書きモニター

    • マネージャー

  3. 作成したロールを admin ユーザーと Administrator ユーザーに割り当てます。

  4. 「Enterprise Manager サーバーの設定」 に進みます。