Java CAPS での LDAP の使用

Procedureアプリケーションサーバーが LDAP サーバーにアクセスを有効にする

  1. Sun Java System Application Server に付属の asadmin ツールを起動します。

  2. export-caps-ldap configuration コマンドを実行します。LDAP.properties ファイルを格納するディレクトリを指定する必要があります。


    asadmin> export-caps-ldap-configuration --capsconfigdir c:\temp

    LDAP.properties ファイルが生成されます。

  3. テキストエディタを使用して LDAP.properties ファイルを開きます。

  4. LDAP サーバーへのアクセス方法を指定する次のプロパティーの値を設定します。

    • host

    • port

    • sslport

    • password

    • loginDN

    ldapVersion プロパティーは省略可能です。このプロパティーは任意の数値に設定することができます。

  5. LDAP.properties ファイルを保存します。

  6. import-caps-configuration コマンドを実行します。LDAP.properties ファイルが格納されているディレクトリを指定する必要があります。


    asadmin> import-caps-configuration c:\temp
  7. Sun Java System Application Server に付属の管理コンソールを起動します。

  8. 左区画で、CAPS ノード、エンバイロメントおよび CM の上書きノード、そしてエンバイロメントの上書きノードを展開します。capsenv/LDAP ノードを選択します。

    右区画にプロパティーフィールドが表示されます。これで、管理コンソールからプロパティーを更新できます。あるいは、LDAP.properties ファイルを更新して import-caps-configuration コマンドを再度実行することもできます。

    管理コンソールの LDAP プロパティーのスクリーンショット。