通信アダプタ用 Java CAPS 環境コンポーネントの構成

一般設定 (BatchFTPOverSSL 環境)

BatchFTPOverSSL 環境プロパティーの「一般設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 44 「Environment」 - 「BatchFTPOverSSL」 - 「一般設定」

名前 

説明 

必要な値 

接続モード

外部接続がインスタンス化されたときに物理接続を確立するかどうかを指定します。次のオプションがあります。 

  • 自動」: 外部接続がインスタンス化されたときに物理接続を確立します。

  • 手動」: 外部接続がインスタンス化されたときに物理接続を自動的に確立しません。

    物理接続が自動的に確立されない場合は、コラボレーションで connect() メソッドを呼び出すことなどによって物理接続を確立する必要があります。

    BatchFTPoverSSL の接続モードが「自動」に設定されている場合は、「FTP および SSL の設定」に関する次の環境パラメータに有効な値を設定する必要があります。

    • FTP ホスト

    • FTP over SSL 用の明示的ポート (BatchFTPOverSSL のコネクティビティーマッププロパティーである「セキュリティー保護モード」が「Explicit SSL」に設定されている場合は、これを設定する必要がある)

    • FTP over SSL 用の暗黙的ポート (BatchFTPOverSSL のコネクティビティーマッププロパティーである「セキュリティー保護モード」が「Implicit SSL」に設定されている場合は、これを設定する必要がある)

    • ユーザー ID

    • パスワード

    • キーストアの場所 (BatchFTPOverSSL のコネクティビティーマッププロパティーである「サーバー認証が必要」が「はい」に設定されている場合や、BatchFTPOverSSL のコネクティビティーマッププロパティーである「ユーザーの識別名」にクライアント認証が必要であることを示す値が含まれている場合は、これを設定する必要がある)

    • キーストアパスワード (「キーストアの場所」が設定されている場合は、これを設定する必要がある)

    また、ファイアウォールが有効であり、コネクティビティーマッププロパティーの「ファイアウォール設定」->「ファイアウォールを使用」が「はい」に設定されている場合は、「ファイアウォール設定」の次の環境パラメータに有効な値を設定する必要があります。

    • ファイアウォールホスト

    • ファイアウォールポート

    • ユーザー

    • パスワード

自動」または「手動」を選択します。デフォルトは「自動」です。

一時ディレクトリ

中間結果を保存するための作業用ディレクトリを指定します。 

次のオプションがあります。 

  • 値を空白のままにすると、BatchFTPOverSSL はデフォルトのフォルダを一時ディレクトリとして使用します。

  • 読み込みと書き込みのアクセス権があるローカルファイルシステムフォルダのパスを指定します。


    注 –

    プロジェクトを別のアプリケーションサーバーに配備する場合は、「EAR ファイルの配備」を参照してください。


読み込みと書き込みのアクセス権がある作業用ディレクトリ。または、空白 (値なし) のままにしてデフォルトのディレクトリを使用します。