セキュリティー保護された BatchFTP OTD には、複数の動的に設定可能なパラメータがあります。これには、次のパラメータが含まれます。ただし、これらに限定されません。
表 30 「CM リンク設定」->「BatchFTPOverSSL」->「値」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
リモートディレクトリ |
データが発行または登録される仮想ディレクトリサーバーを指定します。 |
リモートディレクトリ名 |
リモートディレクトリ名がパターン |
リモートディレクトリ名の意味を指定します。 「はい」は、リモートディレクトリ名がパターンマッチング用の正規表現として使用されるパターンを表すことを示します。 「いいえ」は、リモートディレクトリ名がパターンマッチングなしで使用される正確な名前を表すことを示します。 |
「はい」または「いいえ」 |
リモートファイル |
取得するデータの受信または保持のために使用されるリモートサーバー上のファイルの名前を指定します。 |
リモートファイル名 |
リモートファイル名がパターン |
リモートファイル名の意味を指定します。 「はい」は、リモートファイル名がパターンマッチング用の正規表現として使用されるパターンを表すことを示します。 「いいえ」は、リモートファイル名がパターンマッチングなしで使用される正確な名前を表すことを示します。 |
「はい」または「いいえ」 |
ローカルディレクトリ |
リモートサーバーに送信するファイル、またはリモートサーバーから受信するファイルを保存するローカルディレクトリを指定します。 |
ローカルディレクトリ名 |
ローカルディレクトリ名がパターン |
ローカルディレクトリ名の意味を指定します。 「はい」は、ローカルディレクトリ名がパターンマッチング用の正規表現として使用されるパターンを表すことを示します。 「いいえ」は、ローカルディレクトリ名がパターンマッチングなしで使用される正確な名前を表すことを示します。 |
「はい」または「いいえ」 |
ローカルファイル |
リモートサーバーに送信するファイル、またはリモートサーバーから受信するファイルを保存するローカルファイル名を指定します。 |
ローカルファイル名 |
ローカルファイル名がパターン |
ローカルファイル名の意味を指定します。 「はい」は、ローカルファイル名がパターンマッチング用の正規表現として使用されるパターンを表すことを示します。 「いいえ」は、ローカルファイル名がパターンマッチングなしで使用される正確な名前を表すことを示します。 |
「はい」または「いいえ」 |
転送モード |
転送がバイナリコードか ASCII かを指定します。 |
「2 進数」または「ASCII」 |
追加 |
既存のファイルを上書きするか、既存のファイルの末尾にデータを追加するかを指定します。 「はい」は、データを既存のファイルの末尾に追加することを意味します。 「いいえ」の場合は、リモートシステム上の既存のファイルを上書きします。 同じ名前のファイルが存在しない場合は、「はい」または「いいえ」のどちらを指定しても、 外部ホスト上に新しいファイルが作成されます。 |
「はい」または「いいえ」 |
ローカルファイルの上書き |
リモートサーバーからダウンロードした新しいデータで既存のデータを上書きするかどうかを指定します。 |
「はい」または「いいえ」 |
表 31 「CM リンク設定」->「BatchSCP」->「値」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
リモートディレクトリ |
データが発行または登録される仮想ディレクトリサーバーを指定します。 |
リモートディレクトリ名 |
リモートファイル |
取得するデータの受信または保持のために使用されるリモートサーバー上のファイルの名前を指定します。 |
リモートファイル名 |
ローカルディレクトリ |
リモートサーバーに送信するファイル、またはリモートサーバーから受信するファイルを保存するローカルディレクトリを指定します。 |
ローカルディレクトリ名 |
ローカルファイル |
リモートサーバーに送信するファイル、またはリモートサーバーから受信するファイルを保存するローカルファイル名を指定します。 |
ローカルファイル名 |
転送モード |
転送がバイナリコードか ASCII かを指定します。 |
「2 進数」または「ASCII」 |
再帰的なコピー |
コピーを再帰的にするかどうか、つまり、すべてのサブディレクトリをコピー対象とするかどうかを指定します。 |
「はい」または「いいえ」 |
表 32 「CM リンク設定」->「BatchSFTP」->「値」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
リモートディレクトリ |
データが発行または登録される仮想ディレクトリサーバーを指定します。 |
リモートディレクトリ名 |
リモートディレクトリ名がパターン |
リモートディレクトリ名の意味を指定します。 「はい」は、リモートディレクトリ名がパターンマッチング用の正規表現として使用されるパターンを表すことを示します。 「いいえ」は、リモートディレクトリ名がパターンマッチングなしで使用される正確な名前を表すことを示します。 |
「はい」または「いいえ」 |
リモートファイル |
取得するデータの受信または保持のために使用されるリモートサーバー上のファイルの名前を指定します。 |
リモートファイル名 |
リモートファイル名がパターン |
リモートファイル名の意味を指定します。 「はい」は、リモートファイル名がパターンマッチング用の正規表現として使用されるパターンを表すことを示します。 「いいえ」は、リモートファイル名がパターンマッチングなしで使用される正確な名前を表すことを示します。 |
「はい」または「いいえ」 |
ローカルディレクトリ |
リモートサーバーに送信するファイル、またはリモートサーバーから受信するファイルを保存するローカルディレクトリを指定します。 |
ローカルディレクトリ名 |
ローカルディレクトリ名がパターン |
ローカルディレクトリ名の意味を指定します。 「はい」は、ローカルディレクトリ名がパターンマッチング用の正規表現として使用されるパターンを表すことを示します。 「いいえ」は、ローカルディレクトリ名がパターンマッチングなしで使用される正確な名前を表すことを示します。 |
「はい」または「いいえ」 |
ローカルファイル |
リモートサーバーに送信するファイル、またはリモートサーバーから受信するファイルを保存するローカルファイル名を指定します。 |
ローカルファイル名 |
ローカルファイル名がパターン |
ローカルファイル名の意味を指定します。 「はい」は、ローカルファイル名がパターンマッチング用の正規表現として使用されるパターンを表すことを示します。 「いいえ」は、ローカルファイル名がパターンマッチングなしで使用される正確な名前を表すことを示します。 |
「はい」または「いいえ」 |
転送モード |
転送がバイナリコードか ASCII かを指定します。 |
「2 進数」または「ASCII」 |
次の一覧に示す設定パラメータは、コラボレーションエディタで、指定する整数値をメソッドパラメータに入力することによって設定できます。com.stc.connect.ssl.FTPSSLConstants クラスと com.stc.connect.ssh.SSHConstants クラスでは、「差分補完」を使用できません。つまり、定数にアクセスするには、完全修飾名を使用して値を入力する必要があります。
たとえば、BatchFTPOverSSL の「セキュリティー保護モード」を「Explicit SSL」に設定するには、コラボレーションエディタで次の手順に従います。
コラボレーションエディタのツールバーで、「ソースコードモード」をクリックします。コラボレーションエディタの Java ソースエディタが開きます。
「ビジネスルール」ツリー (「ビジネスルール」区画) で、設定するパラメータまたはメソッドを含むルールを選択します。ルールを選択すると、Java ソースエディタ内の対応するコードが強調表示されます。変更するコードを見つけます。
Java ソースエディタで、必要な設定の値を入力します。たとえば、BatchFTPOverSSL の「SecureType」メソッドを「Explicit SSL」に設定するには、パラメータ値として com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_SECURE_TYPE_SSL_EXPLICIT を入力します (次を参照)。
public void receive( com.stc.connector.appconn.file.FileTextMessage input, com.stc.connector.batchadapter.appconn.ftps.FTPOverSSL BatchFTPOverSSL_1 ) throws Throwable { if (!BatchFTPOverSSL_1.getClient().isConnected()) { logger.error( "Collab Start NOT CONNECTED ============ DO CONNECT" ); BatchFTPOverSSL_1.getClient().connect(); BatchFTPOverSSL_1.getConfiguration().setSecureType( com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_SECURE_TYPE_SSL_EXPLICIT ); } BatchFTPOverSSL_1.getClient().get(); if (BatchFTPOverSSL_1.getClient().isConnected()) { logger.error( "Collab End IS CONNECTED ============ DO DISCONNECT" ); BatchFTPOverSSL_1.getClient().disconnect(); } } |
コラボレーションに変更を加えたら、Java ソースエディタのツールバーにある「変更のコミット」アイコンをクリックします。
次に示す OTD パラメータは、次の指定値を受け入れます。
BatchFTPOverSSL:
「CM リンク設定」->「FTP および SSL の設定」->「SecureType」
「なし」: com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_SECURE_TYPE_NONE
「Implicit SSL」: com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_SECURE_TYPE_IMPLICIT
「Explicit SSL」: com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_SECURE_TYPE_SSL_EXPLICIT
「環境リンク設定」->「FTP および SSL の設定」->「キーストアタイプ」
「JKS」: com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.KEY_STORE_TYPE_JKS (唯一の有効な選択肢)
「その他」: (今後の拡張用に予約されたプレースホルダ)
「CM リンク設定」->「FTP および SSL の設定」->「転送モード」
「ASCII」: com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_TRANS_MODE_ASCII
「2 進数」: com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_TRANS_MODE_BINARY
BatchSFTP: