通信アダプタ用 Java CAPS 環境コンポーネントの構成

整数値を受け入れる設定パラメータ

次の一覧に示す設定パラメータは、コラボレーションエディタで、指定する整数値をメソッドパラメータに入力することによって設定できます。com.stc.connect.ssl.FTPSSLConstants クラスと com.stc.connect.ssh.SSHConstants クラスでは、「差分補完」を使用できません。つまり、定数にアクセスするには、完全修飾名を使用して値を入力する必要があります。

たとえば、BatchFTPOverSSL の「セキュリティー保護モード」を「Explicit SSL」に設定するには、コラボレーションエディタで次の手順に従います。

  1. コラボレーションエディタのツールバーで、「ソースコードモード」をクリックします。コラボレーションエディタの Java ソースエディタが開きます。

  2. 「ビジネスルール」ツリー (「ビジネスルール」区画) で、設定するパラメータまたはメソッドを含むルールを選択します。ルールを選択すると、Java ソースエディタ内の対応するコードが強調表示されます。変更するコードを見つけます。

  3. Java ソースエディタで、必要な設定の値を入力します。たとえば、BatchFTPOverSSL の「SecureType」メソッドを「Explicit SSL」に設定するには、パラメータ値として com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_SECURE_TYPE_SSL_EXPLICIT を入力します (次を参照)。


    public void receive( com.stc.connector.appconn.file.FileTextMessage input,
     com.stc.connector.batchadapter.appconn.ftps.FTPOverSSL BatchFTPOverSSL_1 )
    
            throws Throwable
    
        {
    
            if (!BatchFTPOverSSL_1.getClient().isConnected()) {
    
                logger.error( "Collab Start NOT CONNECTED ============ DO CONNECT" );
    
                BatchFTPOverSSL_1.getClient().connect();
    
                BatchFTPOverSSL_1.getConfiguration().setSecureType(
     com.stc.connector.ssl.FTPSSLConstants.FTP_SECURE_TYPE_SSL_EXPLICIT );
    
            }
    
            BatchFTPOverSSL_1.getClient().get();
    
            if (BatchFTPOverSSL_1.getClient().isConnected()) {
    
                logger.error( "Collab End IS CONNECTED ============ DO DISCONNECT" );
    
                BatchFTPOverSSL_1.getClient().disconnect();
    
            }
    
        }
  4. コラボレーションに変更を加えたら、Java ソースエディタのツールバーにある「変更のコミット」アイコンをクリックします。

次に示す OTD パラメータは、次の指定値を受け入れます。