アダプタを配備する前に、次の環境プロパティーを設定する必要があります。インバウンド SNA アダプタには、次の設定セクションが含まれています。
SNA 設定
一般設定
MDB プール設定
SNALU62 インバウンドアダプタの「SNA 設定」の詳細を次の表に示します。
表 80 「SNALU62 インバウンドアダプタ」 - 「SNA 設定」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
ホスト名 |
LU62 サーバーが実行されているホスト名を指定します。 注 – このパラメータは、Brixton LU62 サーバーの場合にのみ必要であり、ほかのプラットフォームでは無視されます。 |
任意の有効な文字列。デフォルトは localhost です。 |
シンボリック宛先名 |
設定ファイルから読み込まれたサイド情報エントリに関連付けられたシンボリック宛先名を指定します。詳細は、SNA のマニュアルを参照してください。 |
任意の有効な文字列。 注 – このパラメータは、大文字と小文字を区別します。 |
ローカル LU 名 |
SunLink LU62 サーバーに対して定義されたローカル LU 名を指定します。詳細は、SNA のマニュアルを参照してください。 注 – このパラメータは、SunLink P2P LU6.2.9.1 の場合に必要であり、ほかのプラットフォームでは無視されます。 |
任意の有効な文字列。 注 – このパラメータは、大文字と小文字を区別します。 |
ローカル TP 名 |
ローカル LU で実行されちるローカルトランザクションプログラム (TP) 名を指定します。詳細は、SNA のマニュアルを参照してください。 |
任意の有効な文字列。 注 – このパラメータは、大文字と小文字を区別します。 |
SNALU62 インバウンドアダプタの「一般設定」の詳細を次の表に示します。
表 81 「SNALU62 インバウンドアダプタ」 - 「一般設定」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
持続的記憶領域の場所 |
持続的データを保存するために使用されるファイルを含む持続的な場所 (ローカルフォルダのパスと名前) を指定します。ベースファイル名は、プロジェクト、配備、およびコラボレーションの情報に従って生成されます。 |
ディレクトリの絶対パスと名前。デフォルトは次のとおりです。 /temp/snalu62inbound/persist |
SNALU62 インバウンドアダプタの「MDB プール設定」の詳細を次の表に示します。
表 82 「SNALU62 インバウンドアダプタ」 - 「MDB プール設定」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
通常プールサイズ |
プール内で常に使用可能にしておくべき物理接続の最小数を指定します。0 (ゼロ) は、プール内に物理接続がなく、必要に応じて新しい接続を作成すべきであることを示します。 プールサイズが小さすぎると、既存の物理接続数のために接続時間が長くなることがあります。 プールに接続が存在すれば、トランザクションはより高速な論理接続を介してその接続を使用できます。 |
有効な数値。デフォルトは 10 です。 |
最大プールサイズ |
プール内で常に使用可能にしておくべき物理接続の最大数を指定します。0 (ゼロ) は、最大数がないことを示します。 設定するプールサイズは、トランザクションの量とアプリケーションの応答時間によって異なります。プールサイズが大きすぎると、SNA の送信先への接続が多くなりすぎることがあります。 |
有効な数値。デフォルトは 60 です。 |
プールアイドルタイムアウト (秒) |
未使用の物理接続を閉じるまでの最大時間 (秒数) を指定します。0 (ゼロ) は、制限がないことを示します。 |
有効な数値。デフォルトは 600 です。 |