通信アダプタ用 Java CAPS 環境コンポーネントの構成

接続プールの設定

SNALU62 アウトバウンドアダプタの「接続プールの設定」の詳細を次の表に示します。

表 85 「SNALU62 アウトバウンドアダプタ」 - 「接続プールの設定」

名前 

説明 

必要な値 

通常プールサイズ 

プール内で常に使用可能にしておくべき物理接続の最小数を指定します。0 (ゼロ) は、プール内に物理接続がなく、必要に応じて新しい接続を作成すべきであることを示します。 

プールサイズが小さすぎると、既存の物理接続数のために接続時間が長くなることがあります。 

プールに接続が存在すれば、トランザクションはより高速な論理接続を介してその接続を使用できます。 

有効な数値。デフォルトは 1 です。 

最大プールサイズ 

プール内で常に使用可能にしておくべき物理接続の最大数を指定します。0 (ゼロ) は、最大数がないことを示します。 

設定するプールサイズは、トランザクションの量とアプリケーションの応答時間によって異なります。プールサイズが大きすぎると、SNA の送信先への接続が多くなりすぎることがあります。 

有効な数値。デフォルトは 32 です。 

プールアイドルタイムアウト (秒) 

未使用の物理接続を閉じるまでの最大時間 (秒数) を指定します。0 (ゼロ) は、制限がないことを示します。 

有効な数値。デフォルトは 300 です。