通信アダプタ用 Java CAPS 環境コンポーネントの構成

「TCPIP クライアント (アウトバウンド) アダプタ」 - 「TCPIP アウトバウンド設定」

「TCPIP アウトバウンド設定」プロパティーは、TCPIP アウトバウンドの一般設定情報を表します。「TCPIP クライアント (アウトバウンド) アダプタ」 - 「TCPIP アウトバウンド設定」プロパティーには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 6 「TCPIP クライアント (アウトバウンド) アダプタ」 - 「TCPIP アウトバウンド設定」プロパティー

名前 

説明 

必要な値 

ホスト

TCPIP 接続を確立するために使用されるホスト名または IP アドレスを指定します。このパラメータは、「接続タイプ」が「クライアント」に設定されている場合にのみ使用します。

TCP/IP のホスト名または IP アドレス。設定済みのデフォルトは「ローカルホスト」です。

サーバーポート

TCP/IP の送信先のポート番号を指定します。これは、指定された「接続タイプ」によって異なります。「接続タイプ」の値に応じて、次のようになります。 

  • 「サーバー」: 「サーバーポート」の値は、ローカルホスト上のポート番号に設定されます。

  • 「クライアント」: 「サーバーポート」の値は、外部ホスト上のポート番号に設定されます。

TCP/IP の送信先のポート番号。デフォルトは 7777 です。

バックログ

サーバーソケットを作成するときのキューの最大長を指定します。着信接続指示 (接続要求) のキューの最大長は、「バックログ」パラメータに設定されます。キューが満杯のときに接続指示が到着した場合は、接続が拒否されます。 


注 –

このパラメータは、「接続タイプ」が「サーバー」に設定されている場合にのみ使用します。


着信接続用のキュー長を示す整数。設定済みのデフォルト値は 50 です。