「SSL」セクションのプロパティーに関するその他の注意事項を次に示します。
説明
SSL のハンドシェークでサーバー証明書に対してホスト名の確認を行うかどうかを決定します。
このプロパティーを使用して、要求 URL 内のサーバーホスト名、および受信したサーバー証明書のホスト名の厳密なチェックを実行できます。
必要な値
「True」または「False」。デフォルトは「False」です。
追加情報
状況によっては、このプロパティーを「True」と「False」のどちらに設定するかによって、異なる Java 例外が発生します。ここでは、これらの例外の原因について説明します。
たとえば、URL のホスト名が localhost で、サーバー証明書のホスト名が localhost.stc.com だったとします。この場合、次の条件が適用されます。
「ホスト名を確認する」を「False」に設定した場合:
要求された URL とサーバー証明書の間のホスト名チェックがオフになります。
不完全なドメインホスト名 (https://localhost:444 など) または完全なドメインホスト名 (https://localhost.stc.com:444 など) を使用できます。どちらの場合も肯定的な応答が得られます。
「ホスト名を確認する」を「True」に設定した場合:
要求された URL とサーバー証明書の間のホスト名チェックがオンになります。
不完全なドメインホスト名 (https://localhost:444 など) を使用した場合は、例外 java.io.IOException: HTTPS hostname wrong が発生することがあります。
完全なドメインホスト名 (https://localhost.stc.com:444 など) を使用する必要があります。