反復ノードを含む Web サービスまたはコンポーネントの場合、ビジネスルールデザイナは、各アクティビティーの入力属性および出力属性の反復ノードを反復アイコンで表示します。直接ノードマッピングの場合、反復ノードは、実行時データに基づいて 1-n 値を動的に生成するために使用します。
XPath 述部は反復ノードと組み合わせてのみ使用し、実行時に反復ノード内の特定の要素を分離できます。述部を使用すると、反復値を含む BP 属性を使用しているときに、ビジネスルールに条件付きマッピングを定義できます。
述部エディタを使用すると、マッピングの条件を定義できます。条件を定義したら、ビジネスルールデザイナを使用して関連する反復ノードの値をマップできます (その時点で、条件はそのマッピングに対して有効になる)。条件の存在は、条件を定義した反復ノードまたは要素の右に表示されます。実行時に、条件は、正しい要素を選択し、設計どおりにマッピングを実行するために使用されます。
反復ノードの述部は、ビジネスルールデザイナでビジネスルールを定義中に作成できます。
ビジネスルールデザイナで、反復ノードを右クリックします。
「新規述部」をクリックします。
述部エディタが表示されます。
述部エディタで、述部の条件を定義します。
「了解」をクリックします。
Enterprise Designer のツールバーで、「保存」をクリックします。
いったん述部を作成したら、必要に応じて条件を変更できます。
ビジネスルールデザイナで、既存の述部を右クリックします。
「述部の編集」をクリックします。
述部エディタが表示されます。
述部エディタで、述部の条件を変更します。
「了解」をクリックします。
Enterprise Designer のツールバーで、「保存」をクリックします。
作成した述部は、必要に応じて削除できます。
ビジネスルールデザイナで、既存の述部を右クリックします。
「述部の削除」をクリックします。
表示されるダイアログボックスで、「はい」をクリックします。
述部条件が削除されます。
Enterprise Designer のツールバーで、「保存」をクリックします。
述部のもっとも一般的な使用法は、実行時の BP 属性値または式内の固定値を使用して条件を作成し、その条件が true と判断された場合に該当するマッピングを作成することです。
特定の状況では、ある BP 属性内の名前は JMS メッセージの User プロパティーにある name と一致する必要があります。条件が true と判断された場合、value に該当するマッピングが行われます。また、一連の name と value のペアのうち、value に該当する値のみがマップされます。