転送前ディレクトリ名
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ファイルのリネーム先またはコピー先となる、外部システム上のディレクトリの名前 (パス) を指定します。値としては、リテラルまたはパターン名を指定できます。
この設定は、「転送前コマンド」パラメータが「リネーム」または「コピー」処理の場合にのみ使用されます。
アウトバウンド転送の場合、ディレクトリがまだ存在していなければ、ディレクトリが作成されます。
「転送前ディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。
「名前パターンの使用」を参照してください。
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ディレクトリの正確な名前 (パスを含む) を入力するか、パターン名を入力するか、あるいは次のいずれかの値を選択します。
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%f
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%f.%y%y%y%y%M%M%d%d
.%h%h%m%m%s%s%S%S%S
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%f.copy
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%f.rename
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転送前ディレクトリ名がパターン
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次のように、ディレクトリ名がリテラル、名前パターンのいずれとして解釈されるかを指定します。
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はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンとみなされることを示します。
「転送前ディレクトリ名」プロパティーを参照してください。
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いいえ: 入力される名前がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。
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「はい」または「いいえ」を選択します。
デフォルト設定は「はい」です。
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転送前ファイル名
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ファイルのリネーム先またはコピー先となる、外部システム上のファイルの名前を指定します。値はファイル名を表します。値としては、リテラルまたはパターン名を指定できます。
この設定は、「転送前コマンド」パラメータが「リネーム」または「コピー」処理の場合にのみ使用されます。
特殊文字を使用できます。たとえば、パターン %f は元の作業ファイル名を示します。
「転送前ディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。
「名前パターンの使用」を参照してください。
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ファイルの正確な名前を入力するか、パターン名を入力するか、あるいは次のいずれかの値を選択します。
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%f
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%f%#
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%f.%y%y%y%y%M%M%d%d.%h%h
%m%m%s%s%S%S%S
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%f.copy
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%f.rename
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転送前ファイル名がパターン
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次のように、ファイル名がリテラル、名前パターンのいずれを表しているかを指定します。
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はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンとみなされることを示します。
「転送前ファイル名」プロパティーを参照してください。
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いいえ: 入力される名前がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。
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「はい」または「いいえ」を選択します。
デフォルト設定は「はい」です。
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転送前コマンド
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実際のファイル転送の直前に必要なアクションを実行できるようにします。インバウンド転送の場合、同じディレクトリおよびファイルのパターンまたは名前を使ってターゲットシステムに対するポーリングを行うほかのクライアントがそのファイルを使用するのを禁止できます。アウトバウンド転送の場合、既存のファイルを自動的にバックアップまたはクリーンアップできます。オプションは次のとおりです。
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リネーム: 保護または復旧のためにターゲットファイルの名前を変更します。
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コピー: バックアップまたは復旧のためにターゲットファイルをコピーします。
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なし: 何も行いません。
適切な保護、バックアップ、または復旧を実現するには、目的に合った適切な設定を選択する必要があります。たとえば、アウトバウンド追加転送時の障害から復旧するには、「コピー」設定を使用します。
注 –
「リネーム」使用時にリネーム後のファイルが存在している場合の動作は、FTP サーバーごとに異なる可能性があります。たとえば、一部の UNIX FTP サーバーでは、ユーザーへの確認なしに宛先のファイルが上書きされます。つまり、エラーまたは警告メッセージが表示されません。ほかの FTP サーバー、たとえば Windows XP サーバーでは、システムによってエラーが生成され、その結果、呼び出された OTD メソッド内で例外がスローされます。対応する FTP サーバーに固有の動作を必ず熟知しておいてください。自信がない場合は、コマンド行からアクションを実行してみてください。アクション実行時にエラーメッセージが表示される場合、そのアクションによっておそらく、コラボレーション内で例外がスローされます。
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「リネーム」、「コピー」、または「なし」を選択します。
デフォルト設定は「なし」です。
注 –
「コピー」オプションを使用すると、コピーするファイルのサイズが大きい場合は特に、システムのパフォーマンスが低下する可能性があります。
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