通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

FTP および SSL の設定 (BatchFTPOverSSL の接続マップ)

BatchFTPOverSSL の接続マッププロパティーの「FTP および SSL の設定」トピックには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–22 接続マップ - BatchFTPOverSSL - FTP および SSL の設定

名前 

説明 

必要な値 

セキュリティー保護モード

セキュリティー保護モードを指定します。選択肢は次のとおりです。 

  • なし: FTP の形式は平文になります。

  • 暗黙的な SSL: ソケット接続の完了直後に SSL ハンドシェークが起動されます。

  • 明示的な SSL: AUTH SSL/TLS FTP コマンドを送信するクライアントによって SSL ハンドシェークが起動されます。

なし」、「暗黙的な SSL」、または「明示的な SSL」を選択します。

なし」がデフォルト設定になります。

ディレクトリリストスタイル

FTP サーバーのディレクトリリストスタイルを「UNIX」、「NT」、または「MVS」として指定します。これは、FTP サーバーからのディレクトリリスト応答を解析するための「ヒント」を、クライアント側に提供します。

UNIX」のままにしておきます。現時点でサポートされているオプションは、「UNIX」だけです。

デフォルト設定は「UNIX」です。

受動モードが有効

FTP 受動モードが有効かどうかを指定します。 

はい」または「いいえ」を選択します。

はい」は、FTP 受動モードが有効であることを示します。

デフォルト設定は「はい」です。

転送モード

転送の形式がバイナリコード、ASCII テキストのいずれであるかを指定します。 

「BINARY」または「ASCII」を選択します。デフォルト設定は「BINARY」です。

追加

リモートサーバーに新しく転送されるデータを、以前に転送されたデータの末尾に追加するかどうかを指定します。 

はい」または「いいえ」を選択します。

はい」は、データが追加されることを示します。

デフォルト設定は「いいえ」です。

サーバー認証が必要

サーバー認証が必要かどうかを指定します。選択肢は次のとおりです。 

  • はい: サーバー認証が必要であり、ローカルの信頼できる CA 証明書に対してサーバー証明書を検証できるように、認証に使用されるすべてのパラメータ (「キーストアの場所」、「キーストアパスワード」、「キーストアタイプ」など) を正しく設定する必要があることを示します。

  • いいえ: サーバー認証が不要であることを示します。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「はい」です。

ユーザーの識別名

ログインユーザーの識別名 (DN) を指定します。これは、CSR 返信からインポートされ、クライアント認証の設定に使用されます。 

X.509 の識別名。 

キーストア内の別名

JKS タイプのキーストア内の、ある鍵ペアの別名を指定します。この値は、クライアント認証の設定に使用されます。 

別名。 

別名のパスワード

別名で特定されたキーストア内の鍵ペアエントリを保護するパスワードを指定します。 

別名のパスワード。 

リモートディレクトリ

データの送受信場所となる、FTP サーバー上のディレクトリを指定します。このディレクトリのアクセス可能性は通常、ログインユーザーに依存します。値としては、リテラル、正規表現 (ソースの場合)、またはパターン名 (宛先の場合) を指定できます。 

リモートディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。

リモートディレクトリの名前。 

リモートディレクトリ名がパターン

次のように、リモートディレクトリ名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現または名前パターンを表すのかを指定します。 

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。

    リモートディレクトリ」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。

リモートファイル

リモートサーバー上のファイル名を指定します。 

  • 値としては、リテラル、正規表現 (受信時)、またはパターン名 (送信時) を指定できます。

    リモートディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。

リモートファイルの名前。 

リモートファイル名がパターン

次のように、リモートファイル名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現または名前パターンを表すのかを指定します。 

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。

    リモートファイル」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。

ローカルディレクトリ

リモートシステムとの間で送受信されるファイル用のローカルディレクトリ (パス) を指定します。値としては、リテラル、正規表現 (ソースの場合)、またはパターン名 (宛先の場合) を指定できます。 

ローカルディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。

ローカルディレクトリ名。 

ローカルディレクトリ名がパターン

次のように、ローカルディレクトリ名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現または名前パターンを表すのかを指定します。 

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。

    ローカルディレクトリ」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。

ローカルファイル

ローカルファイル名を指定します。値としては、リテラル、正規表現 (受信時)、またはパターン名 (送信時) を指定できます。 

ローカルファイル名がパターン」プロパティーを参照してください。

ローカルファイル名。 

ローカルファイル名がパターン

次のように、ローカルファイル名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現または名前パターンを表すのかを指定します。 

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。

    ローカルファイル」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。

ローカルファイルの上書き

リモートからダウンロードされた新しいデータで既存のデータを上書きするかどうかを指定します。 

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。