Java CAPS ビジネスプロセスの構成

ProcedureOracle OCI ドライバを使用するようにエンジンを設定するには

  1. 環境エクスプローラで、インテグレーションサーバーまたはアプリケーションサーバーを右クリックし、「プロパティー」をクリックします。

  2. 「BPM エンジンの設定」をクリックします。

  3. 「プロパティー」ダイアログボックスで、「Oracle Net Service 名」フィールドにサービス名を入力します。

    入力する値は、tnsnames.ora ファイル (<oracle_home>/network/admin にある) で設定されている TNS 名です。次の例は、Oracle Net Service 名が ORCL.STC.COM である、標準的な TNS 名の設定を示しています。


    ORCL.STC.COM =
      (DESCRIPTION =
        (ADDRESS_LIST =
          (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = MyHost)(PORT = 1521))
        )
        (CONNECT_DATA =
          (SERVICE_NAME = orcl)
        )
  4. プロパティーを入力します。

  5. 「了解」をクリックします。

    次の表は、「BPM エンジンの設定」プロパティーで設定する必要のあるフィールドを示しています。

    フィールド

    説明 

    持続モード

    持続性が有効になっているかどうかのインジケータ。BPM で持続性を有効にするには、いずれかの「データベースの持続性」オプションを選択します。

    データベース

    使用されているデータベースプラットフォーム。OCI 機能を有効にするには、Oracle の正しいバージョンを選択します。 

    データベースホスト

    Oracle データベースが存在するコンピューターの名前。 

    データベースポート

    Oracle データベースが待機するポート。デフォルトは 1521 です。 

    Oracle Net Service 名

    データベースの TNS 名 (tnsnames.ora より)。このプロパティーが設定されている場合、BPM エンジンは OCI ドライバを使用します。それ以外の場合、BPM エンジンはデフォルトの DataDirect ドライバを使用します。

    データベースインスタンス/スキーマ

    データベースの名前。 

    データベースユーザー

    監視および復旧テーブルにアクセスするためのユーザー名。 

    パスワード

    監視および復旧テーブルにアクセスするためのパスワード。